ぎたすけ
たけしゃん
自宅カラオケのマイマイクで買う人が多いみたいよ
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audio technica ATR1300x
![audio technica ATR1300x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/ATR1300x-USB_5.webp)
プロユースのマイクを多数販売しているオーディオテクニカの格安マイク ATR 1300x。
実売価格で3,500~4,000円程度で買えるダイナミックマイクです。
接続端子はXLRなので、オーディオインターフェイスやミキサーなどの音響機器に繋いで使える仕様になってます。
![audio technica ATR1300xの端子](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/ATR1300x-USB_3.webp)
逆に普通のPCについているマイク端子では使えないので、オーディオインターフェイスなどの音響機器を挟む必要があります。
早速、ATR 1300xの製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<ATR 1300xをレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
基本スペック
![audio technica ATR1300x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/ATR1300x-USB_4.webp)
- 単一指向性
- 周波数特性:70~12,000Hz
- 質量:329g
ATR 1300xは正面の音のみを拾う単一指向性です。
![単一指向性の図解](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/01/Cardioid.webp)
周囲の音を拾わないで多人数の会議に不向きですが、ボーカルやプレゼンなどの用途で使いやすい指向性です。
また、周波数特性は70~12,000Hzなのでよくあるダイナミックマイクと比べて狭いです。
とはいえ、普通に使う分には問題ないので、音質をそこまでシビアに考えなければ十分使えるマイクです。
大きさ・重量
![audio technica ATR1300x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/ATR1300x_2.webp)
- 外形寸法:53mm × 179mm
- 質量:329g
ATR 1300xの大きさ・重量はマイクの中で標準的なレベルです。
自宅にあるマイクスタンドで試した結果は下記の通り。
- ブームスタンド(TAMA)…〇
- ブームスタンド(KC)…〇
- ブームスタンド(ノーブランド)…〇
- Roycel マイクアーム…〇
- ブーム型卓上スタンド…〇
何でもOKでした。
ライブハウスで使うにも、自宅で使うにも便利なサイズ感ですね。
付属品
マイクホルダー
![audio technica ATR1300xのマイクスタンド](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/ATR1300x-USB_6.webp)
XLR-6.3mmモノラルケーブル
![audio technica ATR1300xの付属ケーブル](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/ATR1300x-USB_7.webp)
付属品はマイクスタンド取付用のマイクホルダーとXLRケーブルです。
XLRー6.3mmモノラルケーブルは5mなので、自宅で使うには十分な長さです。
また、付属のケーブルは片方が6.3mmのモノラルタイプ(写真右)なのでカラオケ機器とかに繋ぐには便利ですね。
![audio technica ATR1300x付属のケーブル](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/ATR1300x_3.webp)
口コミ見てても、カラオケのマイマイク用に買ってる人が多い印象でした。
たしかに最近の状況だと、感染症対策という意味でもマイマイク持ってた方が良いですしね…。
ON/OFFスイッチもついてるので、カラオケでも使いやすいのも良いですね。
![audio technica ATR1300xのスイッチ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/ATR1300x-USB_2.webp)
価格も安いので、気軽に買えるのでカラオケ用途にはちょうど良さそうな製品ですね。
audio technica ATR1300xをレビュー
![audio technica ATR1300x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/ATR1300x-USB_1.webp)
それでは、ATR1300xをレビューしていきます。
はじめに箇条書きでレビュー内容をまとめると以下の通り。
- カラオケ、nanaといった使い道なら十分な音質
- 本格的に音楽活動するならAT2020を推奨
- 楽器の人がラジオ配信とかやるのにも最適
とまあ、こんな感じ。
低価格帯でカラオケ、nana、ラジオ配信といった用途で使うのにちょうどいい製品ですね。
逆に本格的に歌ってみたとか弾き語りの動画制作とかを頑張る人はもうちょっと上の製品買ったほうが良いかなと感じました。
実際にどんなものか、比較用の音源なども用意したのでレビューで詳しく解説していきます。
レビューの目次
価格の割に音質は良好
![ATR1300xで演奏録音しているところ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/ATR1300x_14-1024x576.webp)
ATR1300xで歌やギターを録音した感じ、価格の割には音質良好でした。
ただ、良好と言っても何を基準に良好なのかというのが大事な話なわけですが
- 同価格帯のイヤホンマイクと比べると、雲泥の差
- 1万円くらいの音楽用マイクと比べると、結構劣る
という感じです。
実売価格で4,000円なので、その価格帯で考えると音質はすごくよいです。
実際にATR1300xでボーカルとアコギの音を録ってみた動画がこちら。
まあ、悪くないですよね。
イヤホンマイクや数千円の無名メーカーのUSBマイクと比較したら雲泥の差です。
カラオケのマイマイクとか、nanaとかでの使用にはもってこいのマイクです。
また、XLRマイクなのでオーディオインターフェイスに接続可能で、歌ってみたとかの演奏動画作りにも使えます。
低価格ながら、趣味で歌をやっていくには必要十分なマイクですね。
音楽活動するならAT2020を推奨
![audio technica ATR1300x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/01/ATR1300x_1.webp)
ATR1300xで色々録ってみて、値段の割には音がいいなと感じた一方で、1万円くらいのマイクとは結構な差を感じました。
どうしても、音がこもりがちで解像度が低く感じちゃうんですよね。
このへんは価格相応に差が出ています。
そのため、「色んな人に自分の作品を聴いてほしい」と考えている人はもう少し上のランクのマイクを推奨します。
おすすめは同じオーディオテクニカのコンデンサーマイク AT2020です。
![AT2020](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/05/AT2020_1-1024x683.webp)
1万円程度で買えるマイクで音質も良好です。
歌ってみたとかライブ配信で人気の高い定番のエントリーモデルですね。
AT2020で録った動画
AT2020であれば、歌ってみたをやるにしても十分な音質です。
個人的な切り分けとしては、これ。
- 自分が楽しめる範囲で歌っていく人はATR1300x
- 色んな人に自分の歌を聴いてもらいたい人はAT2020
自分自身が楽しむ分にはATR1300xで十分です。
人に自分の歌を聴いてもらいたいなら、AT2020くらいまでは頑張ったほうが良いですね。
安価で使えるXLRマイクが欲しい人向け
![audio technica ATR1300x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/12/ATR1300x-USB_5.webp)
ATR1300xは基本的にはカラオケやnanaなどで、それなりに音質よく楽しみたい人向けの製品です。
そのほか、楽器弾きの方が喋る用のマイクとして使うのにもおすすめです。
最近は楽器弾きの方がStandfmとかnanaパーティでラジオ配信やってるケース多いんですよね。
楽器弾きの方はオーディオインターフェイスを持ってる人が多いので、イヤホンマイク使うよりはXLRマイク使ったほうが断然音質良いです。
とはいえ喋る用のマイクにSM58とか買うのは予算的にも辛いですから、4,000円くらいで買えるATR1300xはうってつけです。
4,000円程度のマイクで
- 音質はそれなりに良い
- XLRマイク
- 大手メーカーの製品
この条件満たしてる製品はなかなかないので、カラオケ以外でも使い道は色々ありそうです。
ちゃんと使えるXLRマイクが欲しいけど、そこまで予算は出したくない…という人にうってつけの製品ですね。
ATR1300xにおすすめのオーディオインターフェイス
![Zoom U-22を上から撮った写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/05/U-22_8.webp)
ATR1300xをPCやiPhoneなどに接続するためにはオーディオインターフェイスが必要です。
おすすめのオーディオインターフェイスはZOOM U-22です。
手のひらサイズの小型ボディでXLRマイク、楽器、イヤホンなど繋げる端子を備えています。
![ZOOM U-22を手でもった写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/05/U-22_11.webp)
音楽制作ソフトであるAbleton Live 9 Liteがついてくるので、音楽制作も可能です。
Windowsの場合はよくわからないメーカーの製品を買うと、音の遅延が酷かったりするので、ZOOM U-22など大手メーカーの製品が安定です。
また、iOSでしか使わないという人はTASCAM iXZが安くておすすめですね。
![iXZにXLRでコンデンサーマイクを繋いだ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/07/iXZ_14.webp)
PCに繋げて使えませんが、iOSや一部Android機種で使えます。
iXZはnanaをやるユーザーに人気の定番機種です。
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audio technica ATR1300x まとめ
![DTMをやっている風景](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/03/recording.webp)
- 実売価格4,000円程度の格安ダイナミックマイク
- 趣味でやるには十分な音質。人に聴いてもらいたい人はもう少し良いマイクを推奨
- カラオケやnanaにちょうどいい。楽器の人の喋る用マイクとしてもちょうどいい
ぎたすけ
たけしゃん
ATR1300xのレビューでした。
使えるXLRマイクが欲しいけど、そんな本格的なものじゃなくていい…という人に最適な製品でした。
自宅でのカラオケとか、ラジオ配信とか外出自粛で自宅でやれる活動幅を広げる人が増えましたからね。
こういった製品があるのは良いですよね。
手頃なXLRマイクをお探しの方はぜひ検討してみてください。
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