評価:4
ぎたすけ
たけしゃん
用途 | 項目 |
---|---|
![]() 普段使い | |
![]() DTM | |
![]() ライブ配信 |
読みたい場所をクリック!
audio technica ATH-M40x
![audio technica ATH-M40xの側面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-3.webp)
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー径 | φ40mm CCAWボイスコイル |
プラグ | 3.5mm ※6.3mm変換アダプタ付属 |
インピーダンス | 35Ω |
重量 | 240g |
audio technicaのモニターヘッドホン ATH-M40x。
Mシリーズの中堅モデルですね。実売価格で11,500円程度と価格的にも手が出しやすい製品です。
audio technicaのモニターヘッドホン
1つ下のATH-M30xから、音質・機能面共にグッとグレードアップしています。
![audio technica ATH-M40x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-2.webp)
使ってみた所感としては音質はフラットでモニターヘッドホンとしては素晴らしいですね。
ただ、新品の時点では側圧がかなり強いので、使いこんで、程よい強さに調整されるまで長時間作業は辛いです。
それではATM-M40xの製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<ATM-M40xをレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
φ40mmCCAWボイスコイルドライバー
![audio technica ATH-M40x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-10.webp)
ATH-M40xはドライバー径 φ40mmのCCAWボイスコイルドライバーが採用されています。
高級ヘッドホンでよく見るドライバーです。
ATH-M20x、ATH-M30xも同じドライバーですが、ATH-M40xは下位モデルよりは出音に迫力があってバランスも非常に良いです。
なお、上位モデルのATH-M50xからはドライバ径がφ45mmになります。
![audio technica ATH-M50x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M50x-11.webp)
やはり、ATH-M50xは情報量や解像度がワンランク上がります。
ただ、価格もATH-M40xが11,500円程度で、ATM-M50xは19,000円程度と差があります。
予算1万円で考えると、ATH-M40xの音質は非常に魅力的です。
密閉ダイナミック型
![audio technica ATH-M40x 正面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-1.webp)
ATH-M40xは密閉ダイナミック型のヘッドホンです。
遮音性の高い楕円形のイヤーパッドで音漏れもなく、レコーディングで使用するのに適しています。
イヤーパッドは90度に反転させることが可能です。
![audio technica ATH-M40x付属のイヤーパッド](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-7.webp)
また、ATH-M40xからはイヤーパッドが前にも15度回転します。
![ATH-M40xのイヤーパッドを横回転させた](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-14.jpg)
ATH-M30xに比べると可動域が広く、自由度が高いです。
ケーブル着脱可能
![audio technica ATH-M40xの側面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-3.webp)
ATH-M40xはケーブルが着脱可能になっています。
付属のケーブルは1.2mのカールコードと3mストレートコードの2種類です。
![audio technica ATH-M40x付属のケーブル](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-9.webp)
![audio technica ATH-M40x付属のケーブル2](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-8.webp)
ケーブルはどちらも3.5mm端子で、6.3mm変換アダプタが付属しています。
また、ポーチも付属しています。
![audio technica ATH-M40x付属のポーチ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-11.webp)
ヘッドホン本体は小さく折りたためて、ケーブルも外せるので携帯も非常に楽です。
![audio technica ATH-M40xを折りたたんだ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-15.jpg)
やはり、ケーブルを取り外せると何かと楽ですね。
audio technica ATH-M40xをレビュー
![audio technica ATH-M40xの上部](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-6.webp)
それでは、ATH-M40xを細かくレビューしていきます。
はじめに箇条書きでメリット・デメリットをまとめたものがこちら。
側圧が強い以外はデメリットはないですね。
音質はモニターとしてはもちろん、普通にリスニング用として使っても良い感じです。
側圧は使ってれば、ある程度はほどよくなっていくので、それまでどうするかですね。
レビューの目次
フラットで音のバランスはすごくよい
![audio technica ATH-M40x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-2.webp)
ATH-M40xで色んな曲や音を聞いてみました。
フラットで音のバランスは非常に良いです。また、ATH-M30xと比べて音の迫力がありますね。
1万円未満のヘッドホンと比べても、音の解像度はグッと良くなります。
レコーディングで使っても、ドラム・ベースの音が聴きやすくて歌いやすいですね。
![audio technica ATH-M40x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-10.webp)
録音やミックスで使うモニターヘッドホンとしての完成度はかなり高いです。
フラットで音の味付けはないですが、リスニング用で使っても良い感じですね。
![iPhone 13](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/03/iPhone-13.webp)
各帯域のバランスが良いので、どのジャンルでも安心して聴けます。
ドンシャリ系に飽きてる人には非常に良いヘッドホンです。
新品時は側圧が強い
![audio technica ATH-M40x 正面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-1.webp)
ATH-M40xは側圧がかなり強いです。着けた時に両耳に圧迫感を感じます。
使っていく中で側圧は程よくなっていきますが、購入初期は長時間作業は辛いですね。
サブのヘッドホンを用意するとか、小まめに休憩するなどの工夫が必要です。
なお、サイズ自体は可変できる範囲が広めなので、頭が大きくても大丈夫です。
![audio technica ATH-M40xのサイズ調整部分](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-5.webp)
僕は頭大きめですが、ATM-M40xは余裕がありました。
競合製品との比較
ATH-M40xと比較したのはSONY MDR-7506とAKG K271 MKIIです。
どれもモニターヘッドホンとしては有名で定評のある製品ですね。
聴き比べてみると、どれもフラットで大きな違いはありません。
モニターヘッドホンとしては、どれ買っても間違いないです。
![SONY MDR-7506](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/MDR7506-6.jpg)
![AKG K-271MKII](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/k-271mkii-2.webp)
その中でATH-M40xが他2機種より低音が前に出てます。
モニターの音でベースやKickの聴きとりやすさを重視するなら、ATH-M40xが一番ですね。
また、機能面でやや違いがあります。
ATH-M40xとAKG K271 MKIIはケーブル着脱可能で、MDR-7506は着脱不可です。
![audio technica ATH-M40xの側面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-3.webp)
そして、イヤーパッドの回転角度が下記のように違います。
ATH-M40xが自由度は一番高いです。
![audio technica ATH-M40x付属のイヤーパッド](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-7.webp)
![ATH-M40xのイヤーパッドを横回転させた](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-14.jpg)
あとは側圧ですね。
ATH-M40xは強めで代わりにフィット感は一番あります。
対して、MDR-7506とK271 MKIIはフィット感は劣りますが、その分側圧も弱めで負担は少ないです。
どれを買っても間違いない3機種ですが、ATH-M40xは低音の聴きとりを重視したい人が一番向いてますね。
audio technica ATH-M40x まとめ
![audio technica ATH-M40xの上部](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M40x-6.webp)
- 1万円前半で買えるaudio technicaの人気ヘッドホン
- 低音に存在感がありつつ、フラットで音のバランスが良い
- 側圧が強いので購入初期は長時間作業はやや辛いかも
ぎたすけ
たけしゃん
audio technica ATH-M40xのレビューでした。
音質はすごく良くて、使いやすいモニターヘッドホンだなと感じました。
モニターヘッドホンは1万円近辺の選択肢が多いですが、フラットでバランスの取れた製品を探している人にはおすすめです。
関連記事
![モニターヘッドホン 6台](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/monitor-headphone1-160x160.jpg)
![OneOdio monitor60](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/05/monitor60-4-160x160.webp)
![audio technica ATH-M30x](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/ATH-M30x-7-160x160.webp)
![SONY MDR-CD900ST](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/MDR-CD900ST-2-160x160.jpg)
![audio technica ATH-E70のカナル型イヤホン](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/07/ATH-E70-4-160x160.webp)
よく読まれている記事
初心者が覚えるべき ギターコード 10個を練習用の譜例付きで解説
男性の音域を平均・低め・高めの3種類で解説。音域チェックできる音源付き
コンデンサーマイク おすすめランキングベスト10【2024年版】 〜プロアーティスト使用マイクも紹介〜
初心者向けアコースティックギター おすすめ6選。購入するギターの選び方を107名のアンケート調査付きで解説
ギターのストロークパターンを練習しよう。弾き語りでよく使う譜例 10パターンで解説
ギターのカポタストでキー変更するための上げ方、下げ方を役立つ早見表と合わせて解説
ギター初心者も弾ける簡単な曲 おすすめ50選。練習時のポイント解説付き
SYNCROOM(シンクルーム)の使い方、設定、遅延対策を解説。無料で自宅セッションを楽しもう!
アコギ メーカー11社を解説。ブランドごとの特徴やおすすめのギターを紹介
Bmコード(ビーマイナー)の押さえ方。ギターでキレイに鳴らすためのコツや良く使うコードフォームを解説