ぎたすけ
たけしゃん
用途 | 項目 |
---|---|
普段使い | |
DTM | |
ライブ配信 |
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SENNHEISER HD 400 PRO
型式 | ダイナミック 開放型 |
周波数特性 | 6 – 38,000 Hz |
プラグ | 3.5mm 6.3mm変換プラグ付属 |
インピーダンス | 120Ω |
重量(ケーブルを除く) | 240g |
2022年3月に発売した、ゼンハイザーの開放型モニターヘッドホン HD 400 PRO。
スピーカー環境に近い感覚でリスニングできるヘッドホンです。
軽量で通気性もよく、長時間作業に最適な製品ですね。
聴こえ方も本当にスピーカー環境に近く、これぞ開放型ヘッドホン!と感じました。
それでは、HD 400 PROの製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<HD 400 PROをレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
ダイナミック 開放型
HD 400 PROは開放型(オープン)のモニターヘッドホンです。
開放型はイヤーパッド部分がメッシュなどになっており、ハウジングの外にも音が出るように設計されたものです。
タイプ | 特徴 |
開放型 | 音の抜けがよい 音場が広い 聴き疲れしにくい 遮音性は低い |
密閉型 | 低音が出やすい 遮音性が高い 音がこもりやすい |
HD 400 PROは音場が広く、高音の抜けも非常に良いです。
更に聞き疲れしにくいなど、開放型の強みを存分に活かしてますね。
一方で構造的に音漏れはするため、レコーディング時のモニターには適していません。
ミックス、編集作業、リスニングなどの用途に適していますね。
サイズ調整幅
HD 400 PROのサイズ調整部分は大分広めに取られています。
僕は頭がやや大きいですが、サイズを全開にするとかなり余りますね。
他のヘッドホンと比べても、調整幅は広いので頭が大きい人でも安心です。
なお、ヘッドホンを左右に広げる部分が折れそうに感じましたが、色々使ってみたところでは耐久性に問題はなさそうでした。
付属品
HD 400 PROの付属品は6.3mm変換プラグと1.8mのストレートケーブルです。
なお、ケーブルは最初から3mのカールケーブルがヘッドホンに接続されています。
取外しできるので、用途に応じて自身でストレートケーブルに取り換えましょう。
自宅利用の場合はカールケーブルのほうが何かと便利です。
SENNHEISER HD 400 PROをレビュー
それでは、HD 400 PROを細かくレビューしていきます。
はじめにメリット、デメリットを箇条書きでまとめると以下の通りです。
開放型ヘッドホンの良さがしっかり出ている製品ですね。
モニター用途でも、リスニング用途でも、めちゃくちゃ良いヘッドホンだなと思いました。
レビューの目次
フラットな特性で正確にモニターできる
HD 400 PROはフラットな特性で、低音域から高音域まで原音に忠実に再現されます。
音のレンジが広いので、各帯域余裕がありますね。
音量をかなり引き上げても、音がゴチャゴチャせずにキレイなまま再生されます。
また、音場が広く、スピーカー環境に近い聴こえ方になっています。
ライブ音源を聴くと、会場の空気や臨場感まで再現されますね。
低音域もタイトで量もしっかりあるので、物足りなさもありません。
モニターからリスニングまで万能に使えるサウンドになってます。
色んなサウンドを聴き比べしていて、すごく良いヘッドホンだなと思いました。
軽量で長時間作業も楽
HD 400 PROは本体重量 240gと軽量で、付けた感触も軽いです。
開放型で音疲れもしにくいため、長時間の作業やリスニングでも心地よく使えますね。
夏場に長時間付けていても、耳が蒸れることもなく快適です。
側圧も僕はほとんど感じないレベルで、編集作業を長時間やっていても非常に楽でした。
競合製品との比較
最後は競合製品との比較です。ここでは、audio technica ATH-R70xとSENNHEISER HD 600と比較しました。
まず、audio technica ATH-R70xとの比較です。
どちらもすごく良いヘッドホンですが、聴こえ方は結構違う印象を受けました。
ATH-R70xは音場は広いですが、音像の距離感は近めで音に輪郭があります。
対して、HD 400 PROはスピーカーに近い感覚で、周囲の空気感もリアルに再現したサウンドです。
ATH-R70xは密閉型と開放型の良いとこ取りした製品で、HD 400 PROは開放型の良いところを最大限活かした製品だなと僕は感じました。
僕なら密閉型と併用するならHD 400 PROを選びますね。
続いて、同じゼンハイザーのHD 600との比較です。
サウンドの特性はほとんど一緒に感じました。
HD 600のほうが若干、音像が近く聴こえますね。HD 400 PROは音の聴こえ方が広いです。
付け心地は両方とも素晴らしく、サウンド・機能面ともに甲乙つけがたいです。
強いて言うなら、HD 400 PROのほうが5,000円程度安く、最新機種という点が優位なくらいですね。
SENNHEISER HD 400 PRO まとめ
- 2022年3月発売の開放型モニターヘッドホン
- 音の聴こえ方がスピーカー環境で聴いてる感覚に近い
- 本体が軽くて、付け心地も非常に良い
ぎたすけ
たけしゃん
SENNHEISER HD 400 PROのレビューでした。
最近はミュージシャンでも音楽制作からの動画編集など、長時間作業になることが多いですよね。
そんなときに開放型のヘッドホンがあると、疲労度が大分違います。
HD 400 PROは密閉型と併用で持っておくのに最適なヘッドホンですね。
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