ぎたすけ
たけしゃん
用途 | 項目 |
---|---|
普段使い | |
DTM | |
ライブ配信 |
製品保証は正規特約店、取扱店、代理店での購入が対象となります。
Amazonでの購入は販売元 Amazon.co.jpのみ正規品です。購入時に販売元を確認してください。
HD 280 PRO MKIIはAmazon.co.jpの取扱品がないため、正規店である楽天市場(ゼンハイザー公式ストア)・サウンドハウスのリンクのみ掲載しています
読みたい場所をクリック!
SENNHEISER HD 280 PRO MKII
型式 | 密閉ダイナミック型 |
周波数特性 | 8 ~ 25,000 Hz |
プラグ | 3.5mm 6.3mm変換プラグ付属 |
インピーダンス | 64Ω |
重量(ケーブル含む) | 364g |
ゼンハイザーのプロフェッショナル密閉型ヘッドホン HD 280 PRO MKII。
1万円台前半で買える、本格的なモニターヘッドホンです。
音質はクリアで音の分離もかなり良い感じに調整されています。
イヤーパッド、ヘッドバンドのパッドも厚めで、付け心地も良いですね。
1万円台前半では、非常に完成度の高いモニターヘッドホンです。
まずは、HD 280 PRO MKIIの製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<HD 280 PRO MKIIをレビュー>を参照ください。
製品仕様 目次
密閉ダイナミック型
HD 280 PRO MKIIは遮音性の高い密閉ダイナミック型ヘッドホンです。
イヤーパッドも耳にしっかりフィットするため、音漏れはほとんどありません。
イヤーパッドはかなり厚みがあって、ソフトな付け心地です。
側圧はそこそこでフィット感に優れています。
その分、長時間付けていると耳が蒸れるので、長時間作業は適度に休憩しながらが良いですね。
また、イヤーパッドは反転・回転するので、片耳聴きなど簡単にできるようになっています。
コンパクトに折り畳むこともできるので、携帯性にも優れていますね。
自宅利用から、外出用まで幅広く使える仕様になっています。
サイズ調整幅
HD 280 PRO MKIIはサイズ調整幅は普通から少し狭めくらいです。
僕は頭がやや大きいですが、全開にしてもやや余る程度なので、若干小さく感じる人もいそうです。
ちなみにHD 200 PROとHD 300 PROは、僕でもかなり余裕がありました。
なので、大きめのヘッドホンが良い人はHD 200 PROもしくはHD 300 PROを検討するとよいでしょう。
付属品
HD 280 PRO MKIIの付属品は6.3mm変換プラグのみです。
なお、コードはストレートではなく、カールコードが採用されています。
SENNHEISER HD 280 PRO MKIIをレビュー
それでは、HD 280 PRO MKIIを細かくレビューしていきます。
はじめにメリット・デメリットを箇条書きでまとめると、以下の通りです。
音がクリアで鮮明ですね。
分離も良いし、定位もリアルなので、非常に良いです。
デメリットは低音が薄いことですが、全体のバランスは良いので、好みの問題かなと思いました。
レビューの目次
音質はクリア。分離も良い
HD 280 PRO MKIIで色んなサウンドを聞いてみました。
音質はクリアで音に奥行がありますね。各楽器の音を個別で捉えやすいです。
低音は控えめになっており、ベースやキックの音はソフトな聴こえ方です。
音の分離が良いこともあり、全体のバランスは良好で各楽器を正確にモニターできます。
特にボーカルレコーディングのモニターには非常に使いやすかったです。
ミックスでは低音がやや薄いので、ジャンルによって相性は出そうですね。
ポップス、ギターロック、アコースティックはやりやすいです。
付け心地は良好。やや蒸れやすい
HD 280 PRO MKIIは側圧そこそこでフィット感に優れています。
遮音性も高く、その分やや蒸れやすいです。
また、イヤーパッド内の空間が広いため、音場も広めに感じますね。
付けっ放しで長時間作業すると、耳がやや蒸れてきます。
代わりに密閉度が高く、音に没入できるので、休み休み使うと集中力を切らさずに作業に没頭できます。
競合製品との比較
競合製品との比較ということで、SONY MDR-7506とAKG K271 MKIIと比較しました。
どれも、1万円前半で人気のモニターヘッドホンです。
まずは、HD 280 PRO MKIIとSONY MDR-7506の比較です。
この2台は音の距離感が大分違いますね。
MDR-7506は近くで鳴っており、中高音が明瞭で抜けも良いです。
対して、HD 280 PRO MKIIは遠目で鳴っており、奥行きあるサウンドになっています。
MDR-7506と比べると、音全体が奥まって聴こえますが、縦・横ともに面積が広いです。
そのためか、HD 280 PRO MKIIだと音量をかなり上げた状態でも、各楽器の輪郭は保たれて分離された状態のまま聴けます。
個人的にはレコーディングのモニター用途ならHD 280 PRO MKIIのほうが好みですね。
逆にミックスが中心ならMDR-7506を選びます。
続いて、AKG K271 MKIIとの比較です。
AKG K271 MKIIとHD 280 PRO MKIIは低音が薄めで、音場が広いという特徴でかなり似てます。
音質面では比較するのが難しいですね。
AKG K271 MKIIはセルフアジャスト機能を採用しており、装着すると自動でサイズが変形する仕様です。
これが非常に便利ですが、頭頂部分の余白を自身で調整できないデメリットもあります。
装着時のサイズ感を微調整したい方はHD 280 PRO MKIIのほうが良いですね。
この2機種に関しては、見た目の好みで選ぶのがよいかなと思いました。
どちらも音はバランスよく、分離も良いので、優秀なモニターヘッドホンです。
AKG K271 MKIIとHD 280 PRO MKIIなら、どちらを選んでも困ることはないでしょう。
SENNHEISER HD 280 PRO MKII まとめ
- 1万円前半で買える高音質なモニターヘッドホン
- 音は低音が薄めで、音の分離が良い
- ボーカルレコーディングのモニターで使いやすかった
ぎたすけ
たけしゃん
SENNHEISER HD 280 PRO MKIIのレビューでした。
1万円前半で万能に使える、使い勝手の良いヘッドホンですね。
僕はレコーディングのモニターで使いやすいなと感じました。
関連記事
モニターヘッドホン おすすめランキング10選。DTM・歌ってみた・配信で使いやすい製品を徹底解説 SONY MDR-CD900STをレビュー。業界標準機の超定番モニターヘッドホン OneOdio MONITOR 60をレビュー。1万円未満で普段使いもしやすいモニターヘッドホン audio technica ATH-M40xをレビュー。フラットな特性で正確にモニタリングできるヘッドホン イヤモニ(モニターイヤホン) おすすめランキング ベスト5。選び方から使い方まで徹底解説!よく読まれている記事
初心者が覚えるべき ギターコード 10個を練習用の譜例付きで解説
男性の音域を平均・低め・高めの3種類で解説。音域チェックできる音源付き
コンデンサーマイク おすすめランキングベスト10【2024年版】 〜プロアーティスト使用マイクも紹介〜
初心者向けアコースティックギター おすすめ6選。購入するギターの選び方を107名のアンケート調査付きで解説
ギターのストロークパターンを練習しよう。弾き語りでよく使う譜例 10パターンで解説
ギターのカポタストでキー変更するための上げ方、下げ方を役立つ早見表と合わせて解説
ギター初心者も弾ける簡単な曲 おすすめ50選。練習時のポイント解説付き
SYNCROOM(シンクルーム)の使い方、設定、遅延対策を解説。無料で自宅セッションを楽しもう!
女性の音域を平均・低め・高めの3種類で解説。参考アーティストも合わせて紹介
アコギ メーカー11社を解説。ブランドごとの特徴やおすすめのギターを紹介