ぎたすけ
たけしゃん
- サポートメンバーの探し方
- サポートメンバー依頼する時の注意点
- アマチュアのサポートメンバーに関するギャラ
- サポートメンバーに事前に渡すもの
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サポートメンバーの探し方
たけしゃん
シンガーソングライターは弾き語りで演奏することが多いものの、バンドやユニットでのライブもやりたいものです。
信頼できるサポートメンバーがいると、演奏の自由度が上がりライブ活動もしやすくなります。
そんな重要なサポートメンバーの探し方ですが、選択肢は主に4つ。
- 知人に頼む
- 知人に紹介してもらう
- ネット上で探す
- 業者に依頼する
知人に頼む
- 演奏スキルが事前にわかる
- 人柄が事前にわかる
- 手続きなどなくスムーズに依頼できる
- 楽器が弾ける知人がいないと頼めない
- 条件などを適当に決めて、後から揉めがち
楽器が弾ける知人にライブのサポートメンバーを依頼する方法です。
最もオーソドックスで、演奏スキルや人柄が事前にわかっているので安心できる依頼方法ですね。
その反面で、そもそも楽器が弾ける知人が周りにいないと頼めないのが難点です。
日頃から楽器を弾く人が集まるような場所へ行く必要があります。
おすすめはセッションイベントに参加することです。
特に事前にやる曲を決める仕込み系セッションであればボーカルはカラオケ感覚に近いため、参加しやすいです。
僕もセッションを通じて、サポート依頼されることは多いのでボーカルの方はまずは楽器を弾ける知り合いを作るところから始めましょう。
サポート依頼した人には早めに直球で頼もう
ライブのサポートメンバーを探しているボーカルは想像以上に多く、腕も良く人柄も良い人には依頼が殺到しがちです。
サポートをしてほしい!と思ったら早めに直球で弾いてほしい旨を伝えましょう。
熱意を感じたなら、スケジュールさえ空いていれば普通に受けてくれる方が多いです。
人気のプレイヤーは黙っていても次から次に誘われるので、遠慮がちに言っても、先方から立候補してくれることはまずありません。
直球でお願いしたい旨を伝えましょう。
知人に紹介してもらう
- 楽器を弾ける知り合いがいなくても依頼できる
- 知人の紹介なので、そんな変な人はこない
- 楽器プレイヤーを紹介できる知人がいないと頼めない
- 紹介された人だと断り辛い
知人に楽器が弾ける人を紹介してもらう方法です。
自分自身に楽器が弾ける知人がいなくても、サポートメンバーを探せるのが利点です。
その一方で、紹介された人が微妙であっても断り辛いというデメリットがあります。
サポートメンバーを頼む前に何かのセッションなどで、一緒に演奏する機会が作れると良いですね。
なので、やっぱり楽器が弾ける知人を日ごろから増やせるようにイベントなどに参加したほうが良いです。
また、あなた自身が日頃から常識をわきまえて行動できていないと紹介してもらえません。
時間やお金にルーズになることなく、日頃からマナーを守るようにしましょう。
ネット上で探す
- 知り合いがいなくても探せる
- メン募 掲示板などに投稿すれば連絡が先方からくる
- どんな人がくるかわからない
- 音源、ギャラなどある程度情報を載せないと誰も来ない
ネット上でサポートメンバーを探す方法です。
SNSでも探すことはできそうですが、一般的なのはメンバー募集サイトで探すことです。
メンバー募集サイト
知り合いがいなくても探せることがメリットです。
掲示板に条件などを載せて、投稿すれば反応があるかもしれません。
ただ、音源や写真などのあなたの情報とギャラや拘束時間などの条件がないと、誰も反応してくれないことが多いでしょう。
そして、ネット上の募集なのでどんな人が来るのかわからない点も不安要素です。
特に女性の方は極力、知り合いに頼めるように知り合いを増やす努力をしたほうが安心できます。
業者に依頼する
- 知り合いがいなくてもサポートを依頼できる
- 契約条件など事前に決めるため、トラブルは少ない
- 費用がそれなりにかかる
- 契約や支払いなどの諸手続きが面倒
年々増えている印象のサポートメンバーを派遣する業者。
知り合いがいない人でも頼める上に契約なども事前に決めるため、トラブルも少ないです。
主だった会社を見てみると…
サポート依頼できる会社
他にもココナラなどのクラウドソーシングで個人の方がサポートメンバーを有料で引き受けたりもしています。
演奏もちゃんとしてほしいし、トラブルにはなりたくない…と思うと安心できそうな会社に頼むが無難。
ですが、費用もそれなりにかかります。
上記のサイトを見ても、1人呼ぶのに2万円程度はかかりますので気軽にはたのめないですね。
サポートメンバーを依頼する際の注意点
たけしゃん
ライブのサポートメンバーをお願いする時には最初にある程度の方向性を決めるのが良いです。
仕事を依頼するようなものなので、決めるところはちゃんと話し合って決めましょう。
最初に決めておくべきポイント
- 楽曲の演奏イメージ
- 依頼条件(ギャラなど)
- サポートメンバーに提供するもの(音源・譜面など)
上記の3点を決めておけば、大丈夫です。
ちなみにセミプロの方は上記3点を最初に確認する方が圧倒的に多いです。
それでは、1つずつ掘り下げて解説していきましょう。
楽曲の演奏イメージ
サポートメンバーに楽曲を聴いてもらい、どんなアレンジでやりたいのか?を伝えましょう。
僕の経験上、「お任せで」と言ってくる人が圧倒的に多いです。
わからないからお任せと言うとは思うのですが、演奏イメージが全くないと良い歌は歌えません。
メンバーと話し合いながら決める方向で良いと思うので、頑張って考えましょう。
ライブイメージを明確にするためには「リファレンス(参照)音源」を聴かせることが一番簡単かつ有効です。
言葉で言うより、音源を聴く or 見るほうが断然早いし、イメージのズレも抑えられます。
また、サポートメンバーが聴いて編成的に難しければ、そう言ってくれますので一緒に考えれば良いでしょう。
ギター弾き語りの方であれば、秦基博さんのライブBlu-ray/DVD Green Mind 2014はリファレンス作りにおすすめです。
ギター弾き語りから最大で「ギター+ピアノ+ベース+パーカッション」なので、小編成のリファレンス音源として参考になるものが多いです。
Green mind 2014
依頼条件(ギャラなど)
サポートしてもらう際の条件提示です。
ミュージシャンって基本はお金がないので、合意しておかないと大抵は双方で都合が良い内容で解釈して後で揉めます。
主な条件項目
- ギャラ(出演料)
- リハーサル回数
- スタジオ代、交通費の負担
ギャラ(出演料)
サポートしてもらう謝礼です。
アマチュアでは相場らしいものはなく、個人間での価格設定になるので人によって全然違います。
僕の経験範囲で書くと、ギャラの相場はこんな感じ。
サポートメンバーのギャラ目安
最近の話を聞くと、セミプロの方は30分で10,000円、1時間で2万円くらいの方が多いかな…という印象です。
ギャラの金額はリハーサル回数や依頼内容によっても異なります。
リハーサル回数が多いと拘束時間が増えるので、料金も上がります。
また、依頼内容が演奏だけでなく「譜面を書いてほしい」とか「編曲してほしい」など加わると金額が上がったりします。
仲が良いアマチュアの方だと無料でやってくれたり、ご飯おごったり程度で受けてくれることもあります。
特にサラリーマンをやってる、30代以上の方は腕はセミプロ級ですがタダでやってくれることも多いです。
そういった方に毎回甘えず、感謝の気持ちは持つことを忘れないようにしましょう。
リハーサル回数・時間
よくあるパターン
- 30分ステージ…2時間 × 2回
- 45分ステージ…3時間 × 2回
- 60分ステージ…3時間 × 3回
僕の経験談ですが、上記パターンが多いですね。
60分ステージでも3時間 × 2回であることも、そこそこあります。
ちなみにセミプロの方だとリハーサル回数と時間に応じてサポート料金を変える方が大半です。
もしくはリハーサル1回につきいくら…みたいな設定をしている方もいます。
このあたりの条件も最初のサポート料金の決定時に話したほうが良いでしょう。
スタジオ代、交通費の負担
知人間で揉めることが最も多いのが、スタジオ代と交通費の負担です。
セミプロだとスタジオ代・交通費は依頼者負担が原則です。
アマチュアだとケースバイケースなので、事前に決めておきましょう。
大体、決めていないと依頼側は割り勘と考え、サポートメンバー側は依頼者負担と思っているものです。
アマチュアで多いのはスタジオ代は依頼者負担。交通費は各々で負担というパターンですね。
サポートメンバーに提供するもの(音源・譜面など)
- 音源
- コード譜
- 歌詞
基本は上記の3つ。
コード譜ない人が多いですが、知り合いでもない限りはコード譜ないと断られたり、ギャラが上がったりします。
音源は曲の尺やイメージが分かれば良いので、そんなに完成度にこだわることはありません。
ファイルのやり取りはdropboxなどが多いです。
事前にちゃんと用意しておきましょう。
また、コード譜が自分で作れない人はサポートメンバーにお金を払ってでも、作ってもらうのも有りです。
ライブにしろ、レコーディングにしろ、サポートメンバーが変わるたびに毎回用意しないといけないのであった方が何かと便利です。
サポートメンバーに関する まとめ
- サポートメンバーの見つけ方は知人のツテ、ネットで探す、業者に頼むの3択
- 日頃から楽器演奏できる人と繋がりが作れるようにセッションなどに行くと良い
- 日頃、親しい人に頼むときほど最初に条件は握ったほうが良い
ぎたすけ
たけしゃん
ライブでのサポートメンバーに関する解説でした!
個人間のやりとりだからこそ、敬意をもってマナーを守るというのが大事ですね。
また、お金の話はお互いにちゃんと要望をはっきり伝えてかなわないなら別の方に頼む…とした方が良いですね。
プロミュージシャン目指している方は演奏をマネタイズすることは一つの目標ですからね。
依頼する側のあなたもお金を出せないなら、出せないなりの相手を選ぶのが揉めないためのコツです。
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