評価:4
ぎたすけ
たけしゃん
sE2300で録った動画
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sE Electronics sE2300
![sE Electronics sE2300](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-1.webp)
マイクタイプ | XLRコンデンサーマイク |
指向性 | 無指向性 カーディオイド フィギュア8 |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
最大SPL | 126dB(PAD 0) |
寸法 | 215 × 51mm |
重量 | 611g |
sE ElectronicsのコンデンサーマイクsE2300。
世界的に有名なsE2200に指向性切替機能を付けたモデルです。
![sE Electronics sE2200とsE2300](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-8.webp)
4万程度で音質がよく、本体機能も豊富。付属品にポップガードもついてくるなど、使い勝手が良いマイクですね。
まずはsE2300の製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<sE2300をレビュー>を参照ください。
製品仕様の目次
3種類の指向性を切替可能
![sE Electronics sE2300の指向性切替](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-6.webp)
指向性 | 特徴 |
![]() フィギュア8 | 前後の音を拾う 対談などで便利 |
![]() カーディオイド | 正面の音のみを拾う 1人で使う場合に最適 |
![]() 無指向性 | 360度の音を拾う 会議室などで便利 |
sE2300は上記3種類の指向性を本体背面のスイッチで切替できます。
![sE Electronics sE2300の指向性切替](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-6.webp)
基本的にボーカル、楽器録りではカーディオイドを中心に使います。
一方で対談であったり、部屋全体の音録りたいときは他2種の指向性が役に立ちますね。
ローカットフィルターとPAD
![sE Electronics sE2300の上部分](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-2.webp)
sE2300は本体にローカットフィルターとPAD機能がついています。
右側にローカットフィルターは80Hzと160Hzの2種類から選べます。
![sE Electronics sE2300のローカットフィルター](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-5.webp)
車の走行音や足元のノイズなど軽減できるので、気になるときはONにしてみましょう。
本体左側にPADスイッチがついており、-10dBと-20dBから選択できます。
![sE Electronics sE2300のPADスイッチ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-4.webp)
PADをONにすると、音量がガクンと落ちます。
ボーカル、アコギ録りで使うことはあまりないですが、大音量楽器の録音で有効です。
sE2300に合うマイクスタンド
![sE Electronics sE2300 横から撮った](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-16.jpg)
sE2300は本体重量が611gとやや重めのマイクです。
そのため、マイクスタンドやマイクアームはしっかりしたものを使ったほうが良いです。
格安品だとぐらつくので、マイクスタンドならKCなど定番品がおすすめです。
マイクアームなら、マイクを逆さに吊るして使えるBlue Compassがおすすめです。
付属品
![SE ELECTRONICS SE2300付属のショックマウント](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2200-7.webp)
![SE ELECTRONICS SE2300付属のポップガード](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2200-10.webp)
sE2300は専用のショックマウントとポップガードが付属しています。
ポップガードはショックマウントに差し込んで使うタイプなので、距離が一定で使いやすいです。
![sE Electronics sE2300と専用ポップガード](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-15.jpg)
一方でふかれにあまり強くないので、使っていて気になる人は別売りのポップガードを買ったほうが良いかもしれません。
sE Electronics sE2300をレビュー
![sE Electronics sE2300](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-17.jpg)
それでは、sE2300を細かくレビューしていきます。
箇条書きでメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
音質や機能面は使いやすいですね。
音が良くて、指向性切替できて5万円以内のマイクって意外とないんですよね。
なので、sE2300がドンピシャで求めていた製品という人は割といそうです。
一方でボーカルやシンガーソングライターが使うなら、sE2200で事足りますね。
レビューの目次
ナチュラルで抜けの良い音
![sE Electronics sE2300の上部分](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-2.webp)
sE2300でボーカルとアコギを録ってみました。
全体的にナチュラルで聴きやすい音です。それでいて音が良い感じに抜けてきますね。
sE2300でボーカル、アコギを別々に録った動画がこちら。
全体的にフラットで癖のない音ですが、高音は気持ちよく抜けてきますね。
ミックスボイスで声を張っても、耳に刺さらずに抜けてくれるので使いやすいです。
オールラウンドタイプという印象で、色んな楽器で使っていけそうなマイクです。
マイクのサイズがやや大きい
![sE Electronics sE2300と専用ポップガード](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-15.jpg)
sE2300は縦が215mmと少し大きめのサイズになっています。
(参考)マイクの大きさ
![Bluebird SLとC214とTLM102の大きさ比較した画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/09/Blue-Bird17.webp)
sE2300をマイクアームで正面設置して使うと、サイズ感が大きいなと感じてしまいますね。
Blue Compassなどアームが長いタイプの製品で逆さに吊るせば問題ないです。
![Blue Compass](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/01/compass8.webp)
安いマイクアームで手軽に使いたい人はマイク本体が小さいAKG C214やaudio technica AT4040が良いですね。
本体機能が豊富
![sE Electronics sE2300のローカットフィルター](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-5.webp)
sE2300は本体スイッチで「指向性切替」「PAD」「ローカットフィルター」を使えます。
5万円未満のマイクで、この3つが使えるものは意外と少ないんですよね。
AKG C214やaudio technica AT4040と同じレベルの音質で、指向性は複数欲しい人に最適です。
![sE Electronics sE2300の指向性切替](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-6.webp)
指向性切替ができるマイクは2万円台は何本かありますが、次は5万円台とかになっちゃうんですよね。
しかも、RODEなど音に癖があるものが多いので、4万円前後でフラットな特性のsE2300は使い勝手が良いです。
sE Electronics sE2300 まとめ
![sE Electronics sE2300](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/06/se2300-1.webp)
- ナチュラルで抜けの良い音のマイク
- 3種類の指向性を切替できる
- PAD、ローカットフィルターも使える
ぎたすけ
たけしゃん
sE Electronics sE2300のレビューでした。
音質、本体機能的にも万能に活躍できるマイクですね。
フラットで万能使えるマイクで指向性切替機能が欲しい人には非常に良い製品です。
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