ぎたすけ
たけしゃん
リバーブなし
natu-reverb
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natu-reverb(ナチュリバーブ)
natu-reverbはアコギに取付けするだけで、生音にリバーブがかかるアイテムです。
アンプなどに繋がずとも、アコギにリバーブをかけられるので手軽で良いですね。
製品はリバーブを生み出すスプリングと固定用のマグネットで構成されています。
見た目の通りでかかるリバーブはスプリングリバーブです。
取付はいたってシンプルでスプリングをギターの内部に入れて、マグネットで固定するだけです。
あとは鳴らせば、生音にリバーブがかかります。
作りも使い方もシンプルなので、特に迷うことはなさそうです。
スプリングを付ける位置によって、リバーブのかかり方が若干変わります。
取扱い説明書で記載されているのはA・B・Cの3パターンです。
パターンA
パターンB
パターンC
比較用のリバーブなし
なお、リバーブが深くなる設置位置はギターによって異なるようです。
僕の手持ちだと、Gibson J-45はパターンB、Taylor 814ceはパターンCが一番深かったです。
natu-reverbをレビュー
それでは、一通り試してみた所感をレビューしていきます。
まずはメリット・デメリットを箇条書きした内容がこちら。
率直に言うと弾き語りでは、基本的に必要ないかなと思いました。
natu-reverbがハマる人はインストの方ですね。
スマホ一発録り・ライブ配信・日ごろの練習などライトな使い方で活躍しそうなアイテムです。
マイクで拾うと程よいかかり具合
まず、natu-reverbを取付けて弾いてみると「かなり深くリバーブかかるな…」と思いました。
一方でマイクを立てて録ってみると、むしろ薄めくらいになります。
リバーブなし
natu-reverb(パターンA)
ギターを抱えてる状態だと箱鳴り音が直で聞こえるので深く感じますが、マイクで拾うと程よいレベルになってます。
一応、マイキングを色々と変えてみましたが、そんなに変化はありませんでした。
ただ、公式サイトのデモ音源を聴くと大分深いので、ギターによってかかり具合は違いそうです。
たけしゃん
個人的には自分の音源くらいのかかり具合が使いやすいかなと思いました。
余韻と残響感はしっかり付けつつ、音がボワボワしない範囲で収まっています。
ちなみにリバーブのかかりを深くしたい場合はnatu-reverbを2個設置するのもありだそうです。
取付は位置によって慣れが必要
natu-reverbは取付自体は簡単ですが、付け方が甘いと音がビビります。
最初のうちは付け方が甘いことに気づかないので、ポジションによっては苦戦します。
Aポジションだと初回から大半の方が上手くいくと思います。
対して、Cポジションは慣れないと付け方が甘くてビビりが発生します。
何回かやれば慣れますが、最初は失敗する人も多そうです。
また、取付・取り外しには弦を緩める必要があるので、設置が微妙に失敗していると直すのが面倒ですね。
なので、基本的にはつけっ放しが良いと思います。
最初はポジション探しで色んな配置にしてみて、良いところを見つけたらつけっ放しにするのが安定かなと思いました。
インストでの日常使いに適している
natu-reverbの活躍しそうなシーンを考えてみると、やはりインストですね。
正直、自分の専門であるギター弾き語りだと、使うシーンはあまり思い当たらなかったです。
逆にソロギター、デュオなどインストをやってる方が日常使いするにはかなり良いんじゃないかと感じます。
日ごろの練習もリバーブかけたギターの音のほうが気持ちいいのでやる気出ますしね。
スマホ一発録りでもリバーブをかけられるので、SNSにコンスタントにアップする人にも良さげです。
iPhoneで録った音
また、ライブ配信でも地味に使い勝手が良いです。
マイクで拾うと話し声にもリバーブがかかりがちですが、natu-reverbなら手軽にギターだけリバーブをかけられます。
一方でライブや制作などでリバーブの質感にこだわるときはプラグインを使ったほうが良いです。
natu-reverbは手軽にギターを弾くときの強化アイテムという位置づけですね。
natu-reverb まとめ
- アコギに取付けるだけで生音にリバーブがかかる
- 取付位置によってリバーブの微調整が可能
- インストの人が日常使いするのに便利なアイテム
ぎたすけ
たけしゃん
natu-reverbのレビューでした!
弾き語りだと、あまり使い道が思い浮かびませんでしたが、面白そうなアイテムでした。
昨今はライブハウスやスタジオより、自宅での活動がメインとなっている人も多いですからね。
こういった日ごろのギター演奏を手軽にアップレグレードしてくれるアイテムは良いですね。
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