ぎたすけ
たけしゃん
- カラオケが上手い人と歌が上手い人の違い
- カラオケも歌もうまくなる方法
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カラオケの上手い人と歌が上手い人の違い
まず、僕が何百人もみてきた中で感じてきたことはこの3つ。
- カラオケが上手い人の7割くらいは歌が上手い人
- 3割くらいはカラオケだけ上手い人が存在する
- カラオケだけ上手い人はあまり、自分の歌を録音して聴こうとしない
こんなとこです。
カラオケは歌を歌うわけですから、普通に考えればカラオケが上手ければ、歌が上手いはずなんですよ。
なんで、3割もカラオケと歌で上手さにギャップがある人が生まれるのか?を掘り下げて解説していきます。
カラオケは歌が可視化できる
本来なら、カラオケが上手ければ歌も上手いはずなんです。
カラオケが上手くて、歌が下手なんていうのはおかしな話です。
ですが、そんなヘンテコな状況を生み出すのが採点機能による「歌の可視化」です。
機械が歌を聴いて点数化する機能が発達したことにより、感覚以外でも歌を判断する基準ができちゃったわけです。
ただ、機械の精度が上がっているとはいえ、人が感じる感覚とは違いはあります。
なので、聴いていても全然良くないけど点数だけは高い「カラオケだけ上手い人」が存在するようになったわけです。
カラオケが上手い人の特徴
カラオケだけ上手い人によくある特徴が手段を目的化しているケースです。
最初は誰しもが「カラオケが上手くなりたい=歌が上手くなりたい」と思って練習に励んでいます。
その一環として…
- 高音が出せるようになりたい
- 精密採点で高い点数を取りたい
- 特定アーティストのような歌い方を習得したい
上記のような目標ができます。
ただ、この目標は「歌が上手くなるための手段」であって突き詰めたところで、これだけで歌が上手くなるわけではないんですよね。
わかりやすいのは、やはり精密採点です。
精密採点では音程やリズムが正確でないと高得点は出ないので歌の技術をあげるのに役には立ちます。
しかし、一定の点数以上を取るためには歌の技術より機械が加点・減点する要素を理解して寄せることが大事になってきます。
なので、精密採点の点数向上を目的化してしまうと「歌が上手くなりたい」という目標からズレてくるわけです。
カラオケだけ上手い人の大半がこのように1つの要素を目的化してしまい「歌が上手くなる」という目標から結果的に遠ざかっている人です。
歌が上手い人の特徴は考え方がシンプル
カラオケが上手い人、歌が上手い人と言いだすと「表現力が~」「発声法が~」など色んな小難しい話が出てきます。
ですが、本当に歌が上手い人の考えは至ってシンプルです。
「歌を聴いて、心地良いかどうか」
つまるところ、考えているのはこれだけです。
心地良くなければ、色々考えては試して聴いて…と試行錯誤して心地良い歌声に少しずつ近づけているわけです。
カラオケが大好きで音楽経験はカラオケだけ…という人も自分の歌を客観的に聴いて、改善して…と繰り返している人は歌がうまくなります。
むしろ、本格的に音楽活動している人より歌が上手い人だってたくさんいます。
逆に精密採点や高音などの1つの要素を目的化している人はその部分の技術は上がりますが、歌がうまくなるとは限りません。
その人がやっていることは歌がうまくなるための練習ではないですから、考えてみれば当たり前のことです。
たけしゃん
歌が上手い人になるためには
歌が上手い人になるためにはズバリ!
「自分の歌をたくさん聴くこと」です。
自分の歌を客観的に聴いて、試して、改善していきましょう。
自分が聴いていて良いと感じるのであれば、必ず一定数は良いと感じる人がいます。
万人受けしようとして、自分が良いと感じない歌い方をすると迷走するので自分の感性を信じて、何度も歌を聴いて考えましょう。
また、自分の歌を客観的に聴くきっかけになるのが人に歌を聴いてもらうことです。
色んな人に歌を聴いてもらうと否が応でも、自分の歌がどんなふうに聴こえているのか気になるようになります。
本章では自分の歌をたくさん聴くための録音環境や人に聴いてもらうためのアプリの活用について解説していきます。
カラオケ機器と接続して録音しよう
カラオケで歌った音声をそのまま、机の上に置いたスマホや録音機で録るとぼわーっとした音になってしまいます。
これでは、中々に自分の歌を的確に把握するのが難しいです。
そこで、カラオケ機器と録音機器をケーブル接続して音を録るようにしましょう。
最近のDAMは前面にヘッドフォン端子があるので、ケーブルでヘッドフォン端子とレコーダーのマイク端子を接続して録音するだけでOKです。
音楽用でおすすめのICレコーダーはTASCAM DR-05VER2-JJです。
カラオケ機器との接続のほかに高性能マイクもついているので、ライブなどの空間録りも可能。
色んな場面で使えます。
カラオケの録音サービスを使おう
最近はカラオケ機器側で録音した音を、Webサイトを通じて後で聴けるサービスが一般的になってきました。
DAM★とも録音はやったことがあるのですが、ライン録音なので前述のICレコーダーをカラオケ機器と接続したときと同じ音質で録音されます。
周りが騒がしくてもクリアな音で録れます。
自身でICレコーダーを用意するのが難しい人はカラオケの録音サービスを利用すると良いでしょう。
ただ、Web上にアップされたファイルを聴きに行く必要があるので、長い目で見るとICレコーダーを買ったほうが何かと楽です。
nanaにチャレンジしよう
nanaはスマホを通じて、セッションすることができるアプリです。
誰かが弾いた伴奏に歌を重ねてセッションすることで音楽を気軽に楽しめます。
スマホの内蔵マイクを使って、歌録りできるので気軽にできるのが良いですね。
また、スマホの内蔵マイクで生歌を録るのはカラオケの空間録りよりは自分の歌声を把握しやすいです。
nanaをやれば、カラオケに行くだけよりは自分の歌声を聴く機会が絶対的に増えるので上手くなりたい人はおすすめのアプリです。
それにnanaを通じた音楽の友達ができたり、録音環境の改善を考えたり…とカラオケよりも活動の幅が広がるのも良いところですね。
カラオケのライブ配信をやってみよう
最近ではLINE LIVEやSHOW ROOMなどのライブ配信アプリがカラオケメーカーと提携してライブ配信でカラオケ機能が使えるようになりました。
なので、気軽にライブ配信しながらカラオケをすることが可能です。
LINE LIVEならアーカイブで過去放送を聴けるので後で振り返るのも楽です。
それに人に聴いてもらうと、嫌でも自身の歌が聴き手にとって魅力的なのかを考えるようになりますから成長速度が違います。
やはり、歌が上手くなりたいのであれば色んな人に聴いてもらう勇気と行動力を持つのが一番ですね。
カラオケが上手い人と歌が上手い人の違い まとめ
- カラオケが上手い人の7割くらいは歌が上手い人
- 3割くらいはカラオケだけ上手い人が存在する
- カラオケだけ上手い人は自分の歌を何度も聴いて、試行錯誤して改善すべし
ぎたすけ
たけしゃん
カラオケが上手い人と歌が上手い人の違いについての解説でした。
ちなみに僕の所感だと、男性のほうが圧倒的にカラオケだけ上手い人が生まれる割合が高いです。
大体、よくあるのが…
- 精密採点の点数ばかり気にしてる
- 高音がどこまで出るかばかりを気にしてる
- ヴィブラートなどの特定テクニックばかりを気にしてる
このへん。
自分の歌をちゃんと聞いてみると、ものすごくクドい歌になってたりしませんか?
自分の歌を聴くのは最初は本当に苦痛ですが
「下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目」by 安西監督(スラムダンク)
これに尽きますね。地道に頑張りましょう。
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