評価:4
ぎたすけ
たけしゃん
iPhone内蔵マイク
H1n
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ZOOM H1n
同時録音トラック | 2 |
信号処理 | 32ビット |
最大 SPL | 120 dB |
フォーマット | mp3(128~320kbps) Wav(96kHz / 24bit) |
記録メディア | microSD、MicroSDHC 最大32GB対応(別売) |
電源 | 単4電池×2 アルカリで約10時間駆動 |
外形寸法(WDH) | 50 mm × 137.5 mm × 32 mm |
重量 | 60g(電池含まず) |
ハンディレコーダーのベストセラー、ZOOM H1n。
12,000円程度で買えて、色んな使い方ができる非常に便利な製品です。
H1nの特に良い点が最大120dB SPLの耐音圧でリミッターもついていることです。
そのおかげでライブハウスやスタジオの大音量でも割れずに録れます。
それでは、H1nの製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<ZOOM H1nをレビュー>を参照ください。
製品仕様 目次
90°XYステレオマイク
ZOOM H1nは90°XYステレオ方式のコンデンサーマイクが採用されています。
音質はなかなかよく、ポンと置いて録音するだけで良い感じに録れます。
最大SPL 120dBなので、かなりの大音量もキレイに録音できる点も良いですね。
なお、プラグインパワー対応のステレオミニ入力もついています。
そのため、外部マイクや楽器を接続して、録音することも可能です。
オートレベル機能
ZOOM H1nは音量を自動調整するオートレベル機能がついています。
また、音割れ防止のリミッター機能や不要な低音域をカットするローカットフィルターもあります。
このあたりが普通の外部マイクより、H1nが使いやすい理由です。
オートレベルとリミッターをONにすれば、音量調整せずとも、それなりの音質で録音できます。
なお、録音した音の再生は内蔵スピーカーあるいはLINE OUTに繋いだイヤホンで聴けます。
LINE OUTはVOLUMEボタンもついているため、その場でスムーズに録音を確認できます。
外部マイクとしても使える
ZOOM H1nはUSBオーディオインターフェイスとしても機能します。
そのため、PC、iOS、カメラなどの外部マイクとして使うことが可能です。
また、動画撮影用に出力からトーン信号を鳴らせるサウンドマーカー機能もついています。
動画は一眼レフで録り、音はH1nで録る場合にカメラ側にトーン信号を入れておくと後で映像と音を同期させるときに楽です。
付属品
ZOOM H1nの付属品はクイックガイドのみです。
記録メディアは別売りなので、合わせて購入しましょう。
なお、セット販売されているアクセサリーパックのSPH-1nを買うと、下記4点がついてきます。
専用ケースとウィンドスクリーンはあったほうが大分楽なので、SPH-1nをセット購入することをおすすめします。
また、本体は単四電池2本で駆動します。
アルカリ単四電池なら約10時間連続駆動できます。
実際にスタジオ練習で使った感じでは、フル充電のエネループで6時間くらいが限界でした。
ZOOM H1nをレビュー
それでは、ZOOM H1nを細かくレビューしていきます。
メリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通りです。
ベストセラーだけあって、よくできた製品です。
バンドリハなど、録音する機会がある人は持っておいて損はありません。
製品レビューの目次
音質はiPhoneより大分良い
ZOOM H1nでボーカルやアコギを録ってみました。
さすがに音質はiPhone内蔵マイクよりはワンランク上です。
特に自宅での生録音では、音の繊細さで大分差が出ます。
ZOOM H1n
iPhone 13 Pro
イヤホンなどで聴くと、音質の違いがわかりやすいですね。
iPhoneの内蔵マイクとは鮮明度が大分違います。
僕はオープンマイクやセッションの録音用で、ZOOM H1nをiPhoneの外部マイクとして使っています。
やはり、iPhoneマイクよりはH1nのほうが細かい部分までわかるので復習しやすいです。
オートレベルとリミッターはそれなり
オートレベルとリミッターでバンドリハを簡単にキレイに録れる…と思いH1nを買ったのですが、そこまでは期待しすぎでしたね。
一応、音量が激しく変化する状況でも割れずにそれなりにキレイには録れます。
ただ、圧縮が激しくかかったり、急に音量がガクンと下がったり、iPhoneの内蔵マイクとあまり変わらないです。
リミッターが強くかかると音質もiPhoneと大して変わらなくなります。
iPhoneよりワンランク良い音で録るには、リミッターが強くかからないように音量調整して録るしかありません。
そのため、音量調整せずにそれなりの音質で…と考える人はiPhoneでも大して変わりません。
H1nはもう一手間かけて、iPhoneより良い音質で録りたい人向けの製品ですね。
外部マイクとして使えるので便利
ZOOM H1nの良いところは外部マイクとして機能することです。
僕はiPhoneの外部マイクとして使うことが多いですが、スマホ側にファイル保存できると共有など何かと楽です。
たけしゃん
また、H1nは一眼レフなどカメラの外部マイクとしても使えます。
サウンドマーカー機能で動画と音声の両方に目印になるトーン信号を入れられるので同期させるのも楽です。
バンドでスタジオ演奏を動画撮影する際などに重宝します。
僕自身もセッションやオープンマイクの録音用でH1nを買いましたが、もっと色んな場面で活躍しそうです。
バンドやユニットでは、誰か1人がH1nを持ってると非常に便利です。
ZOOM H1n まとめ
- 90°XYステレオマイク搭載のハンディレコーダー
- オートレベルとリミッター搭載で初心者でも使いやすい
- PC、スマホ、カメラの外部マイクとしても利用可能
ぎたすけ
たけしゃん
ZOOM H1nのレビューでした。
オートレベルとリミッターで手軽に高音質で録音するのは厳しかったですが、一手間かけるとスマホよりは大分キレイに録れました。
バンドリハーサルからインタビューや動画撮影まで、幅広く活躍できるマルチなハンディレコーダーですね。
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