OneOdio OpenRock Proをレビュー。快適に使える完全ワイヤレスのオープン型イヤホン

OneOdio OpenRock Pro イヤホンを斜めから撮影

評価:4

ぎたすけ

オープン型イヤホンって何?オープン型のヘッドホンはわかるけど…

たけしゃん

耳を塞がないタイプのイヤホンだね。OpenRock Proは空気伝導タイプで付けていても全然疲れないね
補足

レビューのためにサンプル品を提供いただきました!

OpenRock Proの評価
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (4.5)
普段使い
 (4)
コスパ(16,800円程度)
 (4)
総合評価
 (4)
メリット
デメリット
  • 音質もそこそこ良い
  • 開放感があり、疲れにくい
  • 運動と相性がとても良い
  • 同価格帯のインイヤーイヤホンよりは音質が劣る
  • 付け方に慣れが必要
  • ある程度は音漏れする
この記事の著者
音楽ブロガーたけしゃん

ミュージシャン

たけしゃん

tkshan

プロフィール

ギター弾き語りのシンガーソングライター。長年の音楽活動や音楽の仕事で得た知識・経験を基にブログを書いています。
雑誌の音楽記事執筆、音楽専門書の執筆(工学社)、nana公認クリエイター、IPC VOICE STUDIO公認ボイストレーナーです。
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OneOdio OpenRock Pro

OneOdio OpenRock Pro 正面から撮影
形式オープンイヤー
再生周波数帯域20Hz~20kHz
BluetoothV5.2
連続再生時間約19時間
充電ケース使用:約46時間
防水性能IPX5
対応コーデックaptX、AAC、SBC
公式サイト

空気伝導で音が伝わるオープンイヤー型イヤホン OneOdio OpenRock Pro

耳を塞ぐ必要がないため、耳に優しく、開放的な付け心地が特徴です。

OneOdio OpenRock Pro を耳に取付けた

オープンイヤー型ですが、音質もそこまで悪くないですね。

また、ウォーキングやランニングで使うにはとても良いです。

まずはOpenRock Proの製品仕様から解説していきます。

飛ばしてレビューを読みたい方は<OpenRock Proをレビュー>を参照ください。

調整可能なオープン型イヤーフック

OneOdio OpenRock Pro イヤホンの付け方

OpenRock Proの取付方法は上図の通りですが、イヤーフックを引っかけるタイプです。

SHUREなどのイヤホンと近い形式ですね。

OneOdio OpenRock Pro イヤホンを裏から撮影
イヤーフックはある程度は曲げられる

最初は慣れが必要ですが、何回かやるとすんなり付けられるようになります。

OpenRock Proは空気伝導タイプなので、耳に軽く触れさせれば音が伝わります。

OneOdio OpenRock Pro を耳に取付けた

また、骨伝導タイプと違い振動しないため、音量を上げても耳が疲れないのも良いですね。

なお、IPX5相当の防水性能を有しています。

デュアルノイズキャンセリングマイク

OneOdio OpenRock Pro イヤホンを下から撮影

OpenRock ProはCVC8.0 デュアルノイズキャンセリングマイクを採用しています。

通話中の環境ノイズを排除できるため、屋外などの通話でも便利です。

インイヤータイプと違い周囲の音は聴こえるため、歩きながらの通話などにも適していますね。

最大46時間の再生時間

OneOdio OpenRock Pro 充電ケース正面

OpenRock Proはイヤホンだけで約19時間、充電ケース使用で約46時間駆動します。

補足

上記数値はiOS14モバイルデバイスを使い、70%の音量でACCオーディオを再生し、テストされたものです

ワイヤレスイヤホンの中では、かなり長時間駆動しますね。

なお、5分の急速充電で60分の連続再生ができるため、外出前に少し充電できれば、ある程度の時間は使えます。

付属品

OneOdio OpenRock Pro 充電ケース
OneOdio OpenRock Pro 付属のUSBケーブル

OpenRock Proの付属品は充電ケースとUSBケーブルです。

充電ケースはイヤホンの大きさに合わせて、少し大きめですね。

OneOdio OpenRock Pro 充電ケースをiPhone 13 Proと並べた
充電ケースとiPhone 13 Pro

充電ケース側はUSB-Cが採用されています。

OneOdio OpenRock Pro 充電ケースのUSB端子

付属のUSBケーブルはA to Cなので、必要に応じて変換アダプタなども用意しましょう。

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OneOdio OpenRock Proをレビュー

OneOdio OpenRock Pro 右斜めから撮影
OpenRock Proの評価
音質
 (3.5)
使いやすさ
 (4.5)
普段使い
 (4)
コスパ(16,800円程度)
 (4)
総合評価
 (4)

それでは、OpenRock Proをレビューしていきます。

はじめにメリット・デメリットを箇条書きでまとめると以下の通りです。

メリット
デメリット
  • 音質はそこそこよい
  • 開放感があり、疲れにくい
  • 運動と相性がとても良い
  • 同価格帯のインイヤーイヤホンよりは音質が劣る
  • 付け方に慣れが必要
  • ある程度は音漏れする

オープンイヤー型ということで開放感があり、長時間聞いていても疲れない点が良いですね。

一方で同価格帯のカナル型イヤホンと比べると、さすがに音質は劣ります。

そのため、音質はある程度割り切る必要がありますね。

音質はそこそこ良い

OneOdio OpenRock Pro イヤホンを斜めから撮影

OpenRock Proはオープンイヤー型ですが、音質もそれなりに良いです。

カナル型と比べると音が遠くから聴こえますが、低音域はTubeBassテクノロジーにより強化されており、バランスは悪くありません。

また、カナル型と比べるとやや上から音が聴こえてくるため、音が立体的に感じます。

OneOdio OpenRock Pro イヤホンを下から撮影

一方で同価格帯のカナル型イヤホンと比べると、音質は結構落ちます。

SHURE SE215 Special Edition
カナル型は耳に入れこむタイプ

オープンイヤー型なためか、どうしても音がやや遠く、質感もラジオのようなアナログ感が少し出ます。

全然聴ける音ではありますが、優れた音質や定位間を求める人には不向きです。

このあたりは次の装着感とのトレードオフという感じですね。

開放感があり、疲れない

OneOdio OpenRock Pro イヤホンを下から撮影

OpenRock Proの推しポイントは疲れない装着感です。

オープンイヤー型なので、耳に開放感があり、振動もないため長時間付けていても疲れません。

僕自身、オープンイヤー型を初めて使いましたが、カナル型に比べると圧倒的に楽ですね。

OneOdio OpenRock Pro 正面から撮影

骨伝導は音量を上げて長時間使うと振動が痛いという話を聞いていましたが、OpenRock Proは空気振動なので痛みは全く感じません。

ただ、イヤーフック部分がしっかりしているため、人によっては長時間付けると耳が痛いかもしれません。

OneOdio OpenRock Pro イヤホンを裏から撮影

僕は1時間程度付けてみましたが、特には痛みはなかったです。

やや音漏れする

OneOdio OpenRock Pro 充電ケースを開けたところ

OpenRock Proはオープンイヤー型ということもあり、カナル型に比べると音漏れします。

電車で使う場合は満員電車で密着していると、さすがに漏れ聞こえるかなというレベルです。

通常時であれば、走行音にかき消される程度の音漏れです。

OneOdio OpenRock Pro イヤホン斜め

静かな環境だとやや使い辛いかもしれません。

BGMが鳴っている飲食店やスポーツジムなどでは、特に問題ないと僕は感じました。

ウォーキングやランニングに最適

OneOdio OpenRock Pro を耳に取付けた

OpenRock Proは外音が普通に聴こえるため、ウォーキングやランニングでとても使いやすいです。

イヤーフックでホールド力も高いので、それなりに激しく動いても取れません。

また、汗をかいてもカナル型のように耳奥が蒸れたりしないもの良いです。

イヤホン本体も奥まっている部分がないため、汗を拭きとりやすいのでメンテも楽です。

OneOdio OpenRock Pro 右斜めから撮影

また、イヤホンだけでも19時間持つので、長時間のウォーキングでも充電ケース不要でいけます。

僕もトレーニング時のイヤホンはAirPods ProからOpenRock Proに切り替えようと思いました。

運動用途はオープンイヤー型に慣れると戻れないですね。

OneOdio OpenRock Pro まとめ

OneOdio OpenRock Pro 外箱
  • 空気伝導タイプのオープンイヤー型イヤホン
  • 耳を塞がないため、長時間の利用も快適
  • 音質はカナル型イヤホンと比べるとやや劣る

ぎたすけ

すごいな。耳ふさがなくてもちゃんと聞こえるんだな。技術の進歩ってすごいな

たけしゃん

ほんとだよね。耳の保護にも良さそうだから、ミュージシャンにもおすすめだよ

OpenRock Proのレビューでした!

正直、音質はそこまで期待していなかったのですが、思ったよりもずっと良くて驚きました。

また、オープンイヤー型を使ってみると、カナル型は耳が疲れるんだなと実感しました。

僕もランニング中など、そこまで音質にこだわらないシーンでは積極的にオープンイヤー型を使っていこうと思いましたね。

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