こんばんは!たけしゃん(@_tkshan)です。
今日はアコギのインストについてです。
同じアコギという楽器を使っているけど、意外と弾き語りをやっている人達はインストを聴かないのです。
しかし、アコギのインストには弾き語りをやるにあたってもヒントになる題材がたくさん隠れているのです。
今日はおすすめのアコギインストを紹介しつつ、インストに隠された弾き語りのヒントにも触れていきます。
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1. インストについて
まずはインストについての説明。
ヴォーカルが入っていない音楽のことでしょ?
そうなんです。その通り。一応Webで調べた説明を…
インストゥルメンタルの略。 歌のない、楽器だけで演奏された曲を示す。 器楽曲。「 インスト」あるいは「インスト曲」と略される。
-コトバンクより-
そうだよね。これだよね。
でも、よくわからんけどCDの最後に入っているカラオケverもインストゥルメンタルって書いてある。
あれも、インスト?医者とか行くと流れているヒット曲をオルゴールとかで鳴らしているやつもインスト?
あぁ、面倒だから全部インストでおk。
これから記載するのはアコギだけで成立させているインスト曲である。
2. アコギインストから学ぶ弾き語り
それでは本題。
弾き語りすとはアコギインストから学ぶべきところが非常に多いです。
どういったところに着目して聴くとよいのかを記載していきます。
2-1. 弾き語りもイントロなどはインストと一緒
まずは前提として聴いてほしい話。
シンプルなので理解しやすいと思いますが、弾き語りで演奏していても歌がずっとあるわけではないですよね。
イントロ、間奏、エンディングと歌無しの長いパートあります。
細かいところで言えば、歌と歌の短い間とかもそう。
こういったところはインスト曲と一緒なんですよね。
インスト曲は歌メロをギターで弾くわけですが、歌メロないところをどうしているかって聴いてみてください。
ベースラインを歩かせたり、ちょっとしたオカズを入れてみたり粋な工夫をしています。
弾き語りだとコード弾いているだけの人が圧倒的に多い。
そしてイントロや間奏など歌メロが長い間、なくなる部分。ここでもインスト曲を聴くと創意工夫がなされています。
もちろん、間奏部分もギターでメロディーラインを弾いている場合も多いです。
しかし、メロディーラインを弾いていない場合もあってコードを弾いているんだけど、やっぱりトップノートだったりベースラインだったり、何かしら聴いていて良い感じになるよう工夫がなされています。
こういった工夫は我々、弾き語りすとも見習うべき。
だって、歌っていないところはインストも弾き語りも状況的には同じわけだからね。
2-2. ボイシングに対する意識
ギターソロをコピーしていると感じることがありませんか?
「あれ、なんか寂しいな…」
そうなんです。ギターソロはそれだけでは寂しいし、物足りないのです。
そこにベースだったり、コード内の音が一緒になっていないとイマイチなのです。
しかし、ベースやコード内の音を鳴らしながらメロディーラインを奏でるのは容易ではありません。
コード1つに対して様々なポジションを知っていなければ両方の音を鳴らす組み立てはできないです。
アコギのインスト。特にソロギターはベースやコード内の音を鳴らしながらメロディーラインを弾いています。
ソロギターをコピーすることで、どうやってメロディーラインと他の構成音を両立させるのかを勉強することができます。
難しいですが、ソロギターを何曲か完コピしてみることで自分の曲のイントロや間奏のクオリティを引き上げることができます。
2-3. ギター2本の有効な使い方
インストユニットで2本ギターの組み合わせってよく見ますよね。
2本のギターによるインスト曲も凄く勉強になります。
今はDTMが一般的になりました。弾き語りすとも多重録音により、1人で2本のギターを重ねることが容易にできます。
ギター2本で構成されているインスト曲を1人で多重録音を使い完コピしてみましょう。
お互いのギターがどのような内容を演奏しているかで役割を理解できます。
大抵は1本がメロディーラインを弾きつつ、もう1本がコード感を出すためにコード構成音を鳴らしています。
ソロギターと何が違うのか、比べてみると面白いです。
3. 代表的なアコギインスト奏者
続いて、代表的なアコギインストをやられている方を3組ご紹介します。
大体、聴いたことがある方かと思います。その分、スコアも出ていますし、完コピするための環境がそろっていて勉強にはもってこいです。
3-1. 押尾コータロー
まずは最も有名なソロギタリスト。押尾コータローさん。
この方がすごいのはメロディーラインと一緒にベースやコード構成音を鳴らすのはもちろん、自分でリズムまで入れちゃう。
ネイルアタックなど、パーカッション的な音を有効に入れています。
ギター1本でこんな色んなことできるって凄いですよね。
押尾コータローさんは有名なので、テレビで色んなアーティストとコラボしています。
そこではボーカルがいるので、ソロギターではなく伴奏を弾いています。
伴奏を聴いていると、ちょっとやりすぎ感はありますが弾き語りでやっている人とは一線を画した伴奏をされています。
なるほど~と面白くなります。
3-2. DEPAPEPE
またまた、有名どころですがDEPAPEPEです。
押尾コータローさんと違って二人組のユニット。
片方がコードでのアルペジオやカッティングで片方がメロディー演奏って感じで分業化していますね。
アップテンポナンバーだとカッティング役はリズムを作る役も担っています。
2本使いの正当派って感じで、多重録音してアコースティックサウンドを作る時は非常に参考になります。
あまり、コラボで誰かの伴奏をやっているのは見たことないですね。
3-3. 中川イサト
アコギインストの草分け的な存在の中川イサトさんです。
超絶テクニックをお持ちとは思いますが、押尾コータローさんに比べて演奏内容がシンプルで取り組みやすい曲が多いです。
押尾コータローさんをコピーして挫折した方は中川イサトさんの楽譜を買ってチャレンジしてみるとよいのでないでしょうか。
シンプルな演奏に光るメロディーラインがあり、センスを感じますね。
4. まとめ
- 弾き語りでも間奏など長い時間、歌がなくインストと同じような状況はある
- インスト曲はメロディーラインと一緒にベース音やコード構成音を鳴らせるようにボイシングに工夫がされている
- インスト曲で見られる工夫は弾き語りにおいても有用である
うん。弾き語りすとはインスト曲に学ぶところが多い。
しかし、インスト曲を聴いている人は凄く少ない印象がある。
爪についてもインスト曲をやるギタリストは研究が進んでいます。
弾き語りだって爪が大事ですからね。
しかし、なんですかね。
アコギのインストってなんか心が洗われるような感じがしますよね。
好きな人が多い理由もわかるわ。
僕も難しいけど、ソロギターのコピーを頑張っていこう。
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