評価:3.5
ぎたすけ
たけしゃん
- audio-technica AE6100の機能
- audio-technica AE6100のレビュー
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audio-technica AE6100
![AE6100を正面から撮った写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/06/AE6100_1-1.webp)
- ライブなどに使うダイナミックマイク
- 正面からの落とだけ拾う、鋭い単一指向性
- 中高音の押出しが強くて存在感がある
音響機器メーカーとしては大手のaudio-technica製のダイナミックマイク AE6100。
ダイナミックマイクでは定番のSHURE SM58より、価格がワンランク上で質の良いマイマイクが欲しいという方で買う人が多い製品です。
中高音域がブーストされていて、ボーカリスト向けにチューニングされたマイクです。
音を拾う指向性も絞られているので、ハウリングにも強いのが特徴です。
ダイナミックマイク
![コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2021/09/mic-con-din.webp)
AE6100はダイナミックマイクです。
ハウリングに強く、ライブハウスやリハーサルスタジオなどで主に使用するマイクです。
音質ではコンデンサーマイクに劣りますが、どの場面でも使える汎用性がウリです。
また、ダイナミックマイクはファンタム電源がなくても使えるので簡単なPA設備があれば使用可能です。
単一指向性
![マイクの指向性 単一指向性・双指向性・無指向性を説明した図解](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/01/Directivity-sum.webp)
AE6100は単一指向性です。
正面の音をメインで拾い、後方や横の音はほとんど拾いません。
また、AE6100は単一指向性の中でも指向性が正面に絞られたハイパーカーディオイドになっています。
![マイクの指向性 カーディオイド・スーパーカーディオイド・ハイパーカーディオイドを説明した図解](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2022/01/Cardioid-sum.webp)
指向性を絞ることでハウリングに強くなっており、ハンドマイクで激しいロックやダンスナンバーでも使いやすい仕様になっています。
ボーカル向けのチューニング
![AE6100 チューニング](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/06/detail.webp)
AE6100はボーカル向けのチューニングが施されています。
具体的には中音域~高音域にかけてブーストされています。
ボーカルマイクとして使用すると音の抜けが良く、声の押出しもあってパワーが出ます。
アコギのストローク音もキレイに拾いますが、やや高音強めでシャリっとした音にはなりますね。
AE6100の付属品
マイクポーチ
![AE4100のマイクポーチ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/06/AE4100_7.webp)
マイクホルダー
![AE4100のマイクホルダー](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/06/AE4100_6-1.webp)
ダイナミックマイクでよくある付属品ですね。
マイクホルダーには変換ネジが入っていて、マイクスタンドに合わせてネジサイズを2種類に変えられます。
オーディオテクニカはマイクホルダーが良いんですよねぇ。使いやすいです。
audio-technica AE6100をレビュー
![AE6100 斜め下](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/06/AE6100_3-1024x683.webp)
それでは、audio-technica AE6100をレビューしていきます。
総評すると「ボーカル向けの音質かつ、ハンドマイクで使いやすいマイク」です。
audio-technicaも公式ページで書いている通りでハウリングには強いです。
また、音の抜けも良くてクッキリとしっかり出るのでバンドボーカルなどには向いているマイクです。
音質は抜けが良くて少しシャリシャリ
中高音がブーストされているため、ボーカルの音が聴こえやすいです。
音の抜けが良い一方で若干シャリシャリ感はありますね。
同メーカーのAE4100と同じ曲を録り比べた音源がこちら。
AE4100の周波数特性と演奏音源
![](https://www.audio-technica.co.jp/upload/contents/product/110/model/AE4100/images/detail.gif)
AE6100の周波数特性と演奏音源
![](https://www.audio-technica.co.jp/upload/contents/product/110/model/AE6100/images/detail.gif)
AE4100はフラットな特性で楽器などにも万能に使えるマイクです。
AE6100のほうがボーカルの音の抜けは良いですね。歌のパワーも出ているように感じます。
AE6100はライブでのボーカルマイクとして使いやすいですし、カラオケ用のマイマイクとしても良さげです。
楽器録りには微妙
![AE6100を斜めから録った画像](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/06/AE6100_2-1.webp)
アコギ録りに使っても、まあまあ良い感じなんですが楽器によって高音域が気になります。
結構ガッツリと中高音出るので、出すぎてるときはあるんですよね。
ギターアンプに使う場合もAE6100よりはAE4100のほうが適しているかなと感じますね。
![AE4100とAE6100を並べた写真](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2020/06/AE4100_8.webp)
※左がAE4100、右がAE6100
もともと、AE6100は公式でもボーカル向けチューニングと書いてありますしね。
楽器録り含めて、様々な用途で使うならAE4100のほうが向いてますね。
ハウリングに強い
![AE6100 正面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/06/AE6100_2-1024x683.webp)
スタジオでSHURE SM58と比較しましたが、AE6100のほうが音量を上げてもハウリングしませんでした。
まあ、環境にもよりそうですが、AE6100のほうが指向性が狭いので周囲の音を拾いにくいんですよね。
また、3層構造のヘッドケースになっているのでポップノイズに強いです。
オンマイクでガッツリ声を上げても、そんなにボッという音はなり辛いのでバンドボーカルにも合います。
ハンドマイクで使いやすい
![AE6100 側面](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2019/06/AE6100_1-1024x683.webp)
ハンドリング部分が持ちやすくて、滑りにくいです。
素材自体が手に吸い付く感じなのと、持つところが窪んでいて持ちやすいんですよね。
また、ハンドリングノイズを軽減するDual Acoustic Chamberというボディ二重構造を採用しています。
ハンドマイクで歌うボーカルさんはもちろん、ダンスしながらハンドマイクで歌うボーカリストの方にも使いやすいマイクです。
マイクのルックスもオーソドックスな感じで、どの衣装とも合いそうですしね。
ハンドマイクで使うボーカルにAE6100をおすすめしたいですね。
audio-technica AE6100 まとめ
![ノートPCとミルクティ](https://hikigatarisuto-labo.jp/wp-content/uploads/2018/11/rawpixel-679094-unsplash-min-1024x712.webp)
- AE6100はハウリングに強いダイナミックマイク
- ボーカル向けのチューニングでパワーと輪郭がある
- アタック感が強いボーカル、バンドボーカル、ダンスユニットのボーカルなどに合っている
ぎたすけ
たけしゃん
高音をだしたときにキラっとして良い感じに聞こえるからかもね
audio-technica AE6100の解説でした。
僕も結構長いこと、AE6100を使ってます。
ボーカルマイクとしてはSM58より僕は相性良い感じします。
ミックスボイスで高音を力強く歌うタイプの男性ボーカルは合う人が多いかなと感じます。
ハンドマイクで使う場合も使いやすいので、ボーカリストやダンスボーカルの方もぜひ、検討してほしいですね。
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