こんばんは。たけしゃん(@_tkshan)です。
今日はギターソロについて。
弾き語りだと、なかなかソロを弾くことはないですが、弾き語りすともDTMをやるとギターソロを弾く機会が増えます。
それにギターソロを弾くようになるとギターを百倍楽しめます。
弾き語りすとの中でもギターソロを弾けるようになりたいと思っている人はたくさんいます。
そんなギターソロを弾きたいと思って勉強しようと出てくるのはスケール。
スケールを覚えればアドリブでソロを弾けるようになる!と考える人が多いのですが実際はそんなことはない。
今日はスケールを覚えてもギターソロが弾けない理由とギターソロを弾くための練習について語ります。
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1. スケールとは
まずはスケールについて。
スケールとは音階のこと。1オクターブ並べた音階が並び方によって〇〇スケールといった感じで名前がつく。
一番、オーソドックスなものはCメジャースケール。
「ドレミファソラシ」という並びを指している。ダイアトニックコードの基にもなっている。
スケールには多種多様あって、音楽性の違いにも結び付く。
例えば、和のテイストが強く出るスケールといえばメジャーペンタトニックスケール。
通称ヨナ抜き音階とも言われますが、歌謡曲テイストをつけたいならメジャーペンタといっていいほど特徴的。
沖縄民謡っぽくなる琉球スケールなんてものもあったり。
スケールに含まれた音階を弾いているだけで、それらしくなる。
スケールはその音楽性を表すほど影響力が大きいものなのです。
2. スケールを覚えただけではダメな理由
さて、それではスケールを覚えてもダメな理由へ。
一見、理にかなっているんですよね。スケール内の音を弾いていれば、ある程度は雰囲気が出ます。
例えば、ギターソロであればメジャーペンタトニックスケール内の音を弾いていれば、なんとなく成立しちゃうんです。
でも、スケールを覚えただけではダメなのです。
2-1. テクニックが身につかない
ギターソロにはテクニックがかかせない。
特にヴィブラート、チョーキングの2つは必須技術。
他にもハンマリング・プリング・スライド・グリス等々。覚えるのはもちろん、使い方やニュアンスの出し方がわかっていないとギターソロは弾けない。
スケールには上記のスキルは記載されているわけもなし。
スケールを覚えただけでは、ものすごくつまらないソロしか弾けない。
しかも、こういったテクニックを活用するのは相当奥が深い。
ヴィブラートやチョーキングと一言で言っても種類が豊富で、かつ繊細。相当なやりこみが必要。
2-2. メロディーセンスがよくならない
各スケールを覚えたところで重要なのはメロディーラインの組み立て。つまりは作曲的な要素。
これがなきゃ、法則を覚えたところで始まらない。
メロディーセンスの向上は色んなギターソロを知ることから始まる。
スケールをいっぱい覚えたところで、メロディーセンスはよくならない。
ギターソロを考えようとしたところで、スケールだけじゃ何も浮かばない。
3. ギターソロを弾くためにまずやるべきこと
ギターソロを弾きたい人が初めにやるべきこと。それは…
『完コピ』
また、出た。完コピ。このブログでよく出る言葉。
でも、結局は完コピした数なんですよね。
ギターソロもいろんなソロを完コピすることから始まる。つまり、模倣から始まるということ。
メロディーライン、テクニック両方を勉強するには完コピが一番効率的。
比較的簡単なギターソロから始めて、徐々に難易度高いソロにもチャレンジしましょう。
となると、課題曲を探すために色んな曲を聴いたほうがよい。
結局、いっぱい音楽聴いて、いっぱいコピーする。これに勝る練習法はないんですよね。
4. まとめ
- スケールとは音階のこと。選択するスケールによって音楽性が変わる
- スケールだけ覚えても、必要なテクニックやノウハウがないとソロは弾けない
- テクニックやノウハウを覚えるためには完コピが一番
こんなとこ。
といってもスケールは重要。僕も定番スケールしか覚えていないけど、ギターソロを考える時にスケールを知っていると視野が凄く広がる。
ただ、初めにスケールだけ覚えてもダメ。
ドラクエで言うところのベビーサタン状態になるだけ。
まずは基本テクニックやノウハウを覚えるためにギターソロをいくつも完コピする。
その後にスケールを勉強するってのが一番効率的。
ある程度、ギターソロのルールみたいなのがわかってきてからスケールを勉強すると色んな知識が体系だって繋がるので面白くなります。
というわけでギターソロが弾きたい!って思っている弾き語りすとのみなさん。
まずは簡単なギターソロを完コピすることから始めましょう。
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