ぎたすけ
たけしゃん
- 成長に繋がる不安とは
- 不安との上手な付き合い方
不安と成長は表裏一体
人間、誰しもが抱えるものである不安。
不安というとネガティブなイメージが非常に強いですよね。
人が不安を抱くきっかけは大きく2つあります。
- このままでいいのか?という漠然とした不安
- 自分にできるのか?という不安
ミュージシャンで言えば…
①(このままでいいのか?)は「プロになれるのか?」「生活はできるのか」など。
②(自分にできるのか?)は「ライブが上手くいくのか」「お客さんは来てくれるのか」など。
不安の中身は色んな潜在要素が混ざりあって、漠然としていることも多いです。
しかし、「今、何を不安に思っているのか?」を冷静に整理すると、大抵は①(このままでいいのか?)②(自分にできるのか?)のどちらかであることに気づきます。
つまりは課題に対してできるかどうか?で悩むわけです。
だから、不安と成長は表裏一体であるわけですね。
不安と向き合って成長へ
不安と成長は表裏一体。
漠然とした不安が生まれたら、チャンス!と思えたら、どんどん成長することができます。
しかし、不安をチャンスと思うにはそれなりに不安から立ち上がって成長した経験が必要です。
最初はなかなか、難しいものです。
まずは漠然とした不安に襲われたら、不安の原因を深堀する癖をつけましょう。
何が不安なのか?を紙に書き出してみるのが良いでしょう。
そして、先ほどの2パターンに分けてみましょう。
- このままでいいのか?という漠然とした不安
- 自分にできるのか?という不安
この2つの不安は対処法が異なり、成長できる内容も違ってきます。
それぞれが与えてくれるお題はこちら。
- このままでいいのか?という漠然とした不安⇒計画力を伸ばせる不安
- 自分にできるのか?という不安⇒実行力を伸ばせる不安
計画力を伸ばせる不安
このままでいいのか?という漠然とした不安から生まれる成長は計画力です。
このままでいいのか?という不安は中長期的なあなたの課題に対する悩みです。
ミュージシャンの例で言うと「プロになれるのか」「音楽で食べていけるのか」ということですね。
この悩みを解決するには目標設定をちゃんと行い、日々の行動を計画的に作ることが重要です。
おすすめの手法は大谷翔平さんがやっていたことで有名なマンダラート分析。
出典:スポーツニッポン
中央に自身の目標を書き込み、目標達成するために必要な要素を8項目書き出します。
そして、その8項目にそれぞれに対して達成するための8項目を書くというものです。
全部埋められなくても、できる範囲で埋めてみると色々と見えてきます。
ここから日単位でやることまで決められれば、不安もかなり解消されます。
そして、やってみると気付くのがマンダラート分析で出てきた項目に「②(自分にできるのか?という不安)」が含まれているということです。
計画的に分析すると芋づる式で不安が、お題として出てくることが大半です。
実行力を伸ばせる不安
自分にできるのか?という不安から成長できるのは実行力です。
このままでいいのか?という不安より、具体性があり危機感も生まれやすいのが特徴です。
実行力を伸ばせる不安の解決方法は単純で人目を気にせずに「行動する」だけです。
例えば、「ライブが上手くできるか?」という不安に対しては人前で演奏する経験を積むしかありません。
実行力を伸ばせる不安は最初の一歩が踏み出せるか?で成長に繋げられるか、ほぼ決まります。
始めてしまえば、どんどん行動力やモチベーションが上がり成長していけるからです。
人目を気にしないという点が重要ですね。
周りの人は基本的に成功した人や実績をある人しか見ていません。
あなたがYouTubeを見ていても、視聴回数が多い動画やチャンネル登録者数が多い人しか見なくないですか?
気まぐれで見た知らない人の動画など30分もすれば忘れてしまうでしょう。
そんなものなので、人目を気にしてチャレンジしないのはもったいないことです。
下手でも初心者でも良いので、チャレンジしてみましょう。
音楽でいうなら、とりあえず人前で演奏してみましょう。
たけしゃん
不安との上手な付き合い方
不安は「あなたの成長に繋がるもの」とポジティブに考えることが不安との上手な付き合い方です。
ただ、最初からそこまでポジティブに考えるのは難しく成功体験を作ることが必要です。
よって、最初は不安に襲われたら何かしら行動することから始めましょう。
不安で精神的に疲れて何もしないと、更に不安に襲われる…負の連鎖が始まってしまいます。
そして、不安に打ち勝つ必要はありません。
むしろ、不安を味方につけて上手に付き合うことが大事です。
練習を重ねて、不安を取り除く…というのは昔から言われる話。
しかし、実際にやってみるとわかりますが経験を積んでも、練習をいくら重ねても不安はなくなったりしません。
むしろ、不安に打ち勝とう!…とばかり考えていると、どんどん雑になってきます。
例えば、人前で演奏する際に感じる不安とは「失敗したらどうしよう…」という不安。
これに打ち勝つ、最良な方法は「失敗してもいいや」と思うことです。
失敗しても思うと練習がどうしても、おろそかになります。
成長するには「失敗したらどうしよう」という気持ちを練習にぶつけて、本番まで不安と一緒に歩んでいくことが必要です。
不安を敵と考えずに自身の成長に繋がる味方と思って、チャレンジしていく癖をつけましょう。
不安と成長 まとめ
- 不安には「このままでいいのか?」「自分にできるのか?」の2つがある
- 不安のエネルギーを基に計画力と実行力を伸ばそう
- 不安に打ち勝つ必要はなく、成長の源と考えて上手に付き合うことが大事
ぎたすけ
たけしゃん
不安と成長についての解説でした。
プロアーティストでも、ライブ前は緊張して不安になるって言いますからね。
場数を踏んだり、練習したところで緊張や不安はなくならないということです。
ただ、みなさん不安との付き合い方が上手く、不安をエネルギーにしてチャレンジしているわけですね。
仕事にしろ、音楽にしろ、スキル以上にメンタルは大事です。
不安を成長に変えるきっかけとして活用できれば、自ずとスキルもついていくものです。
今、不安に感じている気持ちを整理して成長するきっかけにしてみましょう。
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