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ぎたすけ
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Amazonベーシック USBマイク AMZ-S6524A

マイクタイプ | USBコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
サンプリング周波数 | 48kHz / 16bit |
接続端子 | USB-C(USB 2.0) |
寸法 | 8.6 x 8.6 x 14.7 cm |
重量 | 約200g |
Amazonのプライベートブランドである、AmazonベーシックのUSBマイクAMZ-S6524A。
Amazon製品である安心感と、3,300円程度で購入できるコストパフォーマンスが売りの製品です。
使用した所感では、Web会議やライブ配信での活用であれば、十分な音質と言えます。

3,300円程度であることを考えると、抜群のコストパフォーマンスと言えるでしょう。
まずは、製品仕様から解説します。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<AMZ-S6524Aをレビュー>を参照ください。
正面の音を拾う単一指向性

AMZ-S6524Aは、正面の音を拾う単一指向性を採用したマイクです。
周辺の音が混入しにくいため、1人でテレビ会議やライブ配信をやるのに最適な指向性と言えます。
この価格帯だと、360度の音を拾う無指向性が多いので、単一指向性マイクは貴重ですね。
ミュートスイッチ

AMZ-S6524Aは、前面にミュートスイッチが搭載されています。
通常時は緑に点灯しており、この状態は音声が入力されます。

スイッチを押すと、赤く点灯してミュート状態になります。

この状態では、マイクに発声しても声は入力されません。
なお、スイッチなので押し込む必要があり、カチッという音が鳴ります。
USBマイクのミュートスイッチは、触れるだけで切り替わるセンサータイプが主流ですが、3,300円程度であることを考えると贅沢は言えませんね。
台座は角度調整可能

AMZ-S6524Aは、台座とマイク接合部分が360度可動できるようになっています。
テーブルに置いて使う場合、ちょっと上向きにすることで声を拾いやすいくなります。

可動域はあまり広くないですが、デスクに置いて使う分には不自由ないですね。


なお、マイクを台座から外して、マイクアームやマイクスタンドに取り付けることもできます。

マイクを口元に持ってきたい場合は、マイクアームなどを用意すると良いでしょう。
付属品

- マイク本体
- マイクスタンド(台座)
- USBケーブル(Type-A to Type-C)
AMZ-S6524Aの付属品は、マイクスタンドとUSBケーブルです。
シンプルですが、必要なアイテムは揃ってますね。
なお、マイク本体のUSB端子はType-Cです。

接続するPC側のUSB端子もType-Cの場合、Type-AからType-Cに変換するアダプタが必要となるので注意しましょう。
Amazonベーシック USBマイク AMZ-S6524Aをレビュー

それでは、AMZ-S6524Aをレビューしていきます。
はじめに、メリット・デメリットを箇条書きでまとめたものがこちら。
できるだけ安い価格で、最低限の機能を搭載したUSBマイクという印象です。
それでも、音質はイヤホンマイクより断然良いのでテレワークなどに重宝しそうです。
音質は及第点を取れている

AMZ-S6524Aを使って、音声を録音してみました。
安価ながらも、コンデンサーマイクらしい繊細で解像度の高い音になっています。
イヤホンマイクと比べても、音質はかなり良いです。
apple純正のイヤホンマイクは、イヤホンマイクの中でも相当音質は良い部類ですが、AMZ-S6524Aと比較すると差は歴然ですね。
3,300円程度で、この音質はすごいですね…。
コスパで考えると、USBマイクの中でもダントツじゃないでしょうか。
音周りで気になるところが2点

音質は素晴らしいですが、細かいところで気になる点がいくつかあります。
- ミュートスイッチを押す音が入る
- キーボードの打鍵音をかなり拾う
まず、ミュートスイッチです。
押し込むタイプなので、ミュートする際にカチッと音が鳴り、相手にも聞こえてしまいます。

7,000円程度するHyperX SoloCastなどは、センサータイプを採用しており、触るだけで切り替わるので音が鳴らないようになっています。

大したことはないですが、ミュートスイッチを押したことがわからないようにしたい方には、AMZ-S6524Aは向いていません。
加えて、標準のマイクスタンド(台座)は振動音を拾うので、キーボードの打鍵音をかなり拾います。

打鍵音が気になる場合は、付属のマイクスタンドは使わず、別途マイクアームを用意するようにしましょう。
イヤホン端子はついていない

AMZ-S6524Aは、マイク本体にイヤホン端子が搭載されていません。
そのため、ダイレクトモニタリング機能などは使えない仕様になっています。
PCのイヤホン端子を使うなど、アウトプット用の端子は別で用意する必要があります。
テレワークや配信で使う分には問題ないかと思いますが、マイクに入力された自分の声をリアルタイムに聴きたい人はHyperX SoloCastなどを選択しましょう。
低予算で音質の良いマイクが欲しい人に最適

AMZ-S6524Aは、できるだけ低予算でイヤホンマイクよりも音が良い製品を探している方に最適です。
3,300円程度ですが、イヤホンマイクと比べると音質差は歴然です。
サイズ感も、スマホと大して変わらないので、持ち歩くのも楽なのが良いですね。

本格的なマイクはいらないけど、イヤホンマイクよりは音質にこだわりたいという方に最適な製品です。
Amazonベーシック USBマイク AMZ-S6524A まとめ

- 3,300円程度とコスパ抜群
- 安いが、ちゃんとコンデンサーマイクの音がする
- 機能は必要最低限
ぎたすけ
たけしゃん
Amazonベーシック USBマイク AMZ-S6524Aのレビューでした。
低価格で音質は良いので、テレワークやトーク配信の音質を低予算で良くしたい方に最適ですね。
しかし、こんなに安くて良いマイク出てきたら他のメーカーさんは困っちゃいますね…。さすがAmazon…。





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