評価:3.5
ぎたすけ
たけしゃん
iPhone 13 Pro
Yopin ノイキャンなし
Yopin ノイキャンあり
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Yopin コンデンサーマイク
マイクタイプ | USBコンデンサーマイク |
指向性 | 単一指向性 |
周波数特性 | 20Hz – 20kHz |
サンプリングレート | 192kHz / 24bit |
入力感度 | -36 dB ± 2 dB |
3,000円程度で買える低価格で高機能なYopinのコンデンサーマイク。
この価格でミュートスイッチ、ノイズキャンセリング機能がついており、サンプリングレートは192kHz/24bitに対応しています。
USBマイクなので、PC・スマホ・ゲーム機などに単独接続できます。
一方で肝心のマイクの音質は価格相応といったレベルです。
このマイクを音楽の録音用途で使うのは大分厳しいです。
一方でテレワークやゲーム実況、雑談配信で使う分には十分な音質です。
後半のレビューでは他のUSBマイク、イヤホンマイクなどと比較できるサンプル音源を用意したので聞いてみてください。
まずはYopinコンデンサーマイクの製品仕様から解説していきます。
仕様を飛ばして、レビューを読みたい方は<Yopinコンデンサーマイクをレビュー>を参照ください。
単一指向性
Yopinコンデンサーマイクは正面の音を拾う単一指向性マイクです。
左右や背面の音はあまり拾わないので、周囲のノイズを拾いにくい構造になっています。
そのため、マイクの設置位置はできるだけ正面に持ってきたほうが良いです。
横に置く場合は顔をマイクに向けて喋るとよいでしょう。
単一指向性は自宅でのオンライン会議、ライブ配信などに適した指向性です。
ミュートスイッチとノイズキャンセリング機能
Yopinコンデンサーマイクは本体にミュートスイッチとノイズキャンセリング機能がついています。
操作は簡単でVolumeつまみの下にあるボタンを押すだけです。
通常作動中はボタンが緑色に点灯します。
ミュートが効いているときはボタンが赤色に点灯します。
そして、ノイズキャンセリングをONにするとVolumeツマミの上のLEDが青く点灯します。
この価格帯でミュートとノイズキャンセリング機能がついているのは良いですね。
オンライン会議だと、パッとミュートしたいときは割とありますからね。
イヤホン端子あり
Yopinコンデンサーマイクは本体背面に3.5mmのイヤホン端子があります。
イヤホンを接続することで、PCからの音とマイクの入力音を同時にモニターすることが可能です。
なお、イヤホンから聞こえるマイクの入力音はダイレクトモニターです。
なので、Yopinのマイクにイヤホンを繋ぐときはソフトウェア側のモニター機能は重複するためOFFにしましょう。
また、1点注意してほしいのは本体前面のVolumeツマミです。
このつまみはVolumeではなく、マイクのゲインです。
つまみをあげると、マイクの入力音量が大きくなります。
ゲインなので、接続したイヤホンの音量は大きくなりません。
例えば、オンライン会議で相手の声を大きくするためにVolumeつまみをあげても相手の声は変わりません。
相手に聞こえるあなたの声が大きくなるだけです。
相手の声を大きくしたい場合はOS側でいじるしかありません。
Windowsの場合はデスクトップ画面右下のスピーカーアイコンをクリックして、「ヘッドホン(USB AUDIO)」の音量を上げましょう。
これでイヤホンの音量が上がるので、相手の声が大きくなります。
逆にこの設定だとマイクの入力音量は変わらないため、相手側に届くあなたの声の音量は変化しません。
Volumeつまみの特性を理解しておかないと、オンライン会議で事故るので気を付けましょう。
付属品
- スポンジカバー
- 三脚スタンド
- マイクホルダー
- 変換アダプタ
- USBケーブル(2m)
一通り必要なものはそろってますね。
テレワークやライブ配信であれば、付属品だけでいけます。
マイクを口に近づける場合はスポンジカバーをマイクに被せて、息の音の混入を防ぎましょう。
Yopinコンデンサーマイクをレビュー
それでは、Yopinコンデンサーマイクをレビューしていきます。
はじめにメリット・デメリットを箇条書きにしたものがこちら。
価格を考えると、非常に良くできた製品です。
テレワークやライブ配信で使うには非常に便利だと感じました。
一方で音質はそれなりなので、音声がメインコンテンツとなるジャンルは厳しいですね。
そこそこキレイに聴こえればOKという人が買うべき製品です。
音質はそこそこ
Yopinコンデンサーマイクで、自分の話声と歌声を録ってみました。
まず感じたことは音自体はキレイですが、ノイズを拾う量が多いことです。
サーという音が結構入ります。
とはいえ、iPhoneの内蔵マイクなどと比較すると音は大分良いです。
iPhone、イヤホンマイク、Yopin、Blue Snowball iCEでサンプル音を用意したので聴いみてましょう。
iPhone 13 Pro
Apple純正のイヤホンマイク
Yopin(3,200円程度)
Blue Snowball iCE(5,980円程度)
聴き比べてみると、iPhoneやイヤホンマイクよりは大分良いですね。
一方でSnowball iCEと比べるとノイズが多いのと、音が薄い感じがあります。
トークする分にはYopinのマイクで十分ですが、ちゃんと歌録りやナレーション録りするのはややきついですね。
とはいえ、3,000円程度と考えると頑張ってるなぁと感心します。
ノイズキャンセリングは結構強力
Yopinコンデンサーマイクにはノイズキャンセリング機能がついています。
これが良くも悪くも強力で、ノイズを消してくれるものの声も大分変ってしまいます。
こちらもサンプル音源で聴き比べてみましょう。
Yopin ノイキャンなし
Yopin ノイキャンあり
かなり、強力にかかってます。
トークであれば、そこまで気にならないので周囲の音がうるさい環境なら使ってみても良いかなというレベルです。
自宅でのオンライン会議であれば、よほどうるさくなければ不要かなと思いました。
ノイズキャンセリングの機能はおまけ程度に考えておきましょう。
トータルで見ると非常によくできた製品
Yopinコンデンサーマイクは価格など、トータルで見ると非常に良くできた製品です。
安いですが、テレワークや雑談配信で使うには音質も十分及第点は取れてます。
また、ミュートスイッチやイヤホン端子など、本体機能も充実しています。
付属品も安い作りではあるものの使用において、何の問題もありません。
オンライン会議などのライトな用途では非常に使い勝手の良い製品になっています。
イヤホンマイクからYopinコンデンサーマイクに変えることで、音質は結構向上します。
オンライン会議での音質を低価格でワンランク上げたい人には非常に良い製品だなと思いました。
Yopinコンデンサーマイク まとめ
- 安いがポイントはしっかり押さえた製品
- オンライン会議などには十分な音質
- ノイズキャンセリング機能はおまけ程度
ぎたすけ
たけしゃん
Yopinコンデンサーマイクのレビューでした。
最近は本当に安くて使いやすいUSBマイクが増えましたね。
なかなか、テレワーク用で1万円のマイクとか買うのはしんどいですからね。
3,000円くらいだと手が出しやすくて良いですね。
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