ぎたすけ
たけしゃん
- ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論の概要
- ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論のレビュー
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ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論
- コードフォームの法則を易しく解説している本
- 丸暗記ではなく、法則に則って覚えるのに最適
- Kindle Unlimitedの読み放題対象
コードフォームの法則を覚えるための理論型コードブック ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論。
ギターコードは基本形があり、その基本形を平行移動してキーを変えていきます。
なので、実はコードの基本的な型自体は大した数はないのです。
コードを覚えるのに丸暗記は非効率で、ギターコードの仕組みを覚えることが大量のコードを知るための近道です。
ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論はそのコードの法則にフォーカスした解説本です。
目次
- 「m」「M7」「7」コードを作る基本ルール
- さらに12倍のコードが見つかるズラシルール
- 開放弦が有効活用できるラッキールール
- 仕組みを覚えれば超簡単な数字ルール
- 「dim」や「aug」などを導き出す特殊ルール
- コード進行が滑らかになる分数ルール
- コードフォームが無限大に増える省略ルール
- (番外)知っておきたいコード進行のこと
サブタイトルの「600個のコードを導く7つのルール」というのが番外編を除く、①~⑦の項目になるわけですね。
本書のメインはコード構成音のルール解説です。
コードの基本形は一通りマスターして次のステップに進もうという人向けです。
掲載パターン
こんな感じで「m」「M7」など構成音ごとの基本ルールを解説しています。
1章でオーソドックスなコードの基本ルールを解説。
2章では平行移動の法則を解説。
3章以降はテンションコードなどの少し複雑なコードの解説。
…といった感じで進んでいきます。
全章通してポップな感じで、堅苦しくないところはいいですね。
ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論 レビュー
はじめに総評すると「中級者にちょうど良い、はじめのコード理論本です」。
ある程度、色んなコードを使いこなすようになった頃に読むと、無意識に使っていた内容が多く頭に入りやすいです。
また、量的には127ページと多くはないので途中で挫折しにくいです。
分厚い理論本に行く前にギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論で理論に少しずつ馴染んでいくと良いでしょう。
20曲くらいはコピーしてから読むべき
わかりやすいので、初心者が読んでも内容の理解自体はできます。
ただ、コードの基礎知識がないと全く活用できません。
特に序盤は良いですが、2章以降からはある程度の演奏経験がないとさっぱり…となる人も多いでしょう。
なので、ザックリ20曲くらいは既存の曲をコピー(カバー)してコードの基礎知識を身に着けてから読むと良いです。
ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論に書かれているルールを読んで「言われてみれば…」となるのがベスト。
リハーモナイズに役立つ
ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論は既存曲をコピーするだけなら、あまり必要ありません。
自身で作曲する人や既存曲のコードをリハーモナイズする人向けです。
弾き語り動画をYouTubeにアップするという人もコード進行をリハーモナイズして洗練されると他の人とは一味違う演奏にできます。
コード進行に工夫を持たせたい…と思うようになったら手を出すと良いでしょう。
コードフォーム省略ルールは使える
7章のコードフォーム省略ルールはギター中級者以上が良く使います。
弾く音を省略することで、左手の拘束を緩めて演奏に自由度を持たせるテクニックです。
ネットのコード譜だけ見て演奏しているとコードフォームにガチガチに縛れてしまいがち。
コードフォーム省略ルールは誰もが使うテクニックの割に意外と解説している本が少ないので有用です。
Kindle Unimitedを活用すべし
現在のコード知識によって、すんなり入ってくるか、わけがわからなくて読むのを辞めるかがハッキリとわかれそうな本です。
なので、Kindle Unlimitedの無料体験期間で試し読みすることをおすすめします。
筆者である、いちむら まさきさんの本は結構の数がKindle Unlimited読み放題対象になっているので、合わせて読むと良いでしょう。
いちむらさんの読み放題対象本
さすがにたくさん出されてますね。
100の裏技シリーズが有名なので、合わせて読んでみると良いでしょう。
ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論 まとめ
- ギターコードの法則をわかりやすく説明した理論型コードブック
- ある程度、曲をコピーしてコード知識を付けてから読むべし
- Kindle Unlimitedの無料体験期間を使って他の本と合わせ読みするのがお得
ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論の解説でした。
コードを丸暗記するのは最初だけで中級者になったら、コードの法則を覚えたほうが良いです。
なので、本書はレパートリーが増えてきたら一度は読んでみてほしいですね。
コードの法則を覚えると、カポタストに頼りすぎることもなくなり、演奏の自由度が上がります。
アコギのフレットをローからハイまで活用した演奏もできるようになるので、演奏に幅ができるのでおすすめです。
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